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B&O、デジタルアダプティブANC搭載ワイヤレスヘッドフォン

「Beoplay HX」Black Anthracite

Bang&Olufsenは、デジタルアダプティブANCを搭載したワイヤレスヘッドフォン「Beoplay HX」を3月下旬以降順次発売する。価格は59,900円。カラーと直販サイトでの発売時期は、Black Anthraciteが3月下旬、Sandが4月中旬、Timberが6月上旬。

H9の後継機となるワイヤレスヘッドフォン。周囲の環境音をリアルタイムに測定し、ノイズキャンセリングのレベルを自動調整するデジタルアダプティブアクティブノイズキャンセル(ANC)を搭載し、不必要な音のみを取り除きつつ妥協のない音質を提供するとしている。

Sand
Timber

Bluetooth 5.1準拠で、コーデックは、aptX Adaptive、AAC、SBCに対応する。Microsoft Swift Pair や Google Fast Pairに対応、Appleが定める性能基準を満たしたMade for iPhoneにも認定されており、iOS/Androidのデバイスにスムーズに接続できるとしている。

Bang&Olufsenアプリに対応。ウェア・ディテクションセンサーを搭載し、着脱時に音楽を自動再生/停止する。

右イヤーカップには電源ON/OFFとBluetoothペアリングに使うプッシュボタンと、タッチインターフェイスを装備。左イヤーカップにはANCプリセット用ボタンとカスタマイズ操作用プッシュボタンを備えている。

通話用のマイクを搭載し、ビームフォーミングテクノロジーにより、通話品質も高めているとしている。

新開発のヘッドバンドは、設計と素材の選定により、耐久性を保ちつつ、長時間つけていても頭部に負担をかけにくい仕様だという。ヘッドバンドの上部は牛革、下部にはニット生地を採用している。イヤーパッドはラムスキン採用で柔らかく、内側の素材は耳の形や曲線に適応するメモリーフォームで構成されている。

最大連続再生時間はANC利用時が35時間、ANC OFFでは40時間。充電時間は約2時間。充電端子はUSB-C。

周波数特性は20Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω±15%。出力音圧レベルは95dB、1mW@1kHz。

重量は285g。オーディオケーブル(1.2m)、USB-A to Cケーブル、ファブリックキャリーケースなどが付属する。