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B&O、壁掛けもできるスリムなフロア型ワイヤレススピーカー

「Beolab 28」Natural Silver、Bronze Tone、Black Anthracite

Bang&Olufsen(B&O)は、ワイヤレススピーカー「Beolab 28」を発売した。価格はペアで1,694,000円から。本体カラーはNatural Silver、Black Anthracite、Bronze Toneの3色。カバーはライトオーク、グレーファブリック、グレーメレンゲファブリック、スモークドオーク、ウォルナットの5種類で、組み合わせる素材によって価格が変わる。

接地面が小さく、縦長で丸みを帯びた形状のコラムスピーカーと、台座と壁掛けブラケットの役割を兼ねた円錐形ウーファーが特徴のステレオスピーカー。形状は見た目だけでなく、パワフルな音域を発揮した際の振動も吸収されるように考えられたデザインだという。

左からライトオーク、グレーファブリック、グレーメレンゲファブリック
左からスモークドオーク、ウォルナット

カスタムメイドの6.5インチウーファー×1基、3インチのフルレンジドライバー×3基、1インチのツイーター×1基で構成。クラスDのパワーアンプを内蔵し、出力はウーファーが1×225W、フルレンジが3×100W、ツイーターが1×100W。

専用に開発されたフルレンジドライバーとツイーターは、クリアなミッドレンジ品質と正確でダイナミックな高音域を表現。本体と一体になったサブウーファーは、それだけで広い部屋を埋めるのに十分な低音域を増幅するとしている。

ワイヤレスでも48kHz/24bitで再生できるWiSA規格に対応。AirPlay 2やChromecastのほか、Bluetoothを介してスマホからストリーミング再生することもできる。Bluetoothのバージョンは5.0準拠。Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/a/n/ac)も備える。

ボディはアルミ製で、デンマークにあるB&Oの自社工場にて独自の削り出し加工を施している。木製カバーはべジェルム・ニルセン製で、1つ1つ手作業で検査が行なわれているという。

スピーカーはソフトウェアアップデートが可能で、秋頃のアップデートでBeolink Multiroomに対応する。

入力端子は光デジタル(アナログ兼用)×1系統、LAN端子×2系統ほか、2チャンネルのPowerlink(RJ45)、およびサービス用のUSB-CとUSB-Aを各1系統備える。

周波数特性は27Hz~23kHz。出力音圧レベルは110dB SPL(ペア)。消費電力は通常30W、待機時0.5W。

外形寸法は、フロアスタンド時25.3×25.3×137cm(幅×奥行き×高さ)、壁掛け時21.2×25.3×140cm(同)。重量は18.6kg。