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2K放送×6chを24日間録画、全自動録画ディーガ「2X301」

DMR-2X301

パナソニックは、全自動録画対応で2Kチューナー搭載のレコーダー・ディーガの新モデルとして「DMR-2X301」を6月中旬に発売する。2K放送×6chを最長24日間録画できる3TB HDDを搭載し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万円前後。

「DMR-2X200」の後継モデル。進化点として、内蔵HDDが2TBから3TBに強化。2K放送×6chのチャンネル録画可能日数が従来の16日間から、24日間となった。さらに、無料で使えるスマホアプリ「どこでもディーガ」も進化している。なお、4Kチューナーや4K Ultra HD Blu-rayの再生などには非対応。

チャンネル録画可能日数が24日となった事で、7日間の見逃し配信を行なうTVerと比べて、大幅に長期間の番組が楽しめ、見逃し配信からのステップアップ需要をターゲットとしている。また、同じ録画日数に設定した場合は、録画モードの倍率を低くできる事から録画番組の画質が向上するため、大画面テレビに表示した際にも高画質で番組が楽しめる事を利点としている。

使い勝手にもこだわっており、録画番組が探しやすいUIを採用。新着番組や、録画ランキングなどの機能で、番組との出会いをサポートする。

チャンネル録画一覧
新着番組
タレント名や番組名など、ワードを登録しておけば、該当する番組をすぐに呼び出せる

内蔵チューナー数は、全7チューナーで、地上波/BS/CS×6・地上波専用×1。通常録画は、最大3番組同時録画まで対応。チャンネル録画で録画された番組のうち、ドラマ・アニメを約90日間、視聴可能期間を延長することができる取りおき機能を搭載。うっかり見忘れたときも自動消去されないため、気になる番組の見逃しを防ぐことが可能。また約90日分のドラマやアニメが録画されているので、 あとから1クール分の番組をまとめて楽しむこともできる。

チャンネル録画重視、もしくは通常録画重視の設定が選択可能
とりおきは、ジャンル(ドラマ/アニメ)と、時間帯(朝/午後/ゴールデンタイム/深夜)を選んで設定できる

新モデルになり、番組表の快適度もアップ。従来モデルは8日間分の番組をスクロール表示するために約33秒かかっていたが、新機種では約15秒と高速化した。さらに、番組表の表示領域も拡張。今までは1時間の枠内に2番組までしか表示できなかったが、新モデルでは4番組まで表示できる。これをパナソニックでは「快速番組表」と名付けている。

スクロール速度や表示領域が改善された「快速番組表」

音楽や写真、動画データを取り込んだり、様々な機器やデバイスと連携する独自のネットワーク機能「おうちクラウド」も利用可能。スマホアプリ・どこでもDIGAを使った宅外からの録画予約や視聴、CDリッピングやハイレゾリマスター保存なども行なえる。

ネット動画配信サービスの視聴も可能。Amazon Prime Video、Hulu、Netflixなどをレコーダーから利用できるため、ネット動画非対応のテレビを使っている人にも便利だという。

アプリの「どこでもディーガ」も進化。録画番組の視聴、リアルタイム視聴、録画予約の3つの機能が1画面上に表示され、タップするだけで視聴がスタートできる。

発売に先駆けて、5月のアプリアップデートにより、「ホーム」タブを自分専用にカスタマイズできるようになる。テレビで紹介された飲食店を簡単にお気に入りに登録したり、調べる機能も追加。一覧からテレビで紹介されたお店を探したり、今いる場所周辺のテレビで紹介されたお店を探す機能も用意する。

お気に入りとして保存すれば、店情報をいつでも確認できる。なお、番組シーン一覧から該当シーンを再生するには、プレミアム会員登録(有料)が必要だが、店情報の確認は無料で行なえる。

アプリアップデート内容として他にも、よく使う機能へのショートカットを設置、種類や順番のカスタマイズ機能なども追加される。リアルタイム視聴機能への入り口もよりわかりやすいデザインに変更される。

新搭載の「お店マップ」機能
新ホーム画面

HDMI出力は1系統。USB端子はUSB 2.0/3.0×各1で、LAN端子も搭載する。

消費電力は約33W。突起部を含まない外形寸法は430×199×60cm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.9kg。

リモコン
背面