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パイオニアの10ch独立駆動パワーアンプ、新型VEZELに採用

新型VEZEL(写真はハイブリットモデルの「e:HEV PLaY」)

パイオニアは、同社のパワーアンプユニットが本田技研工業が4月23日に発売する新型「VEZEL」のオーディオシステム「プレミアムオーディオ」に採用されたことを発表した。

「プレミアムオーディオ」は、「アーティストの創り出した音楽をそのまま再現すること=原音再生」を目指して、コンパクトな車体にあわせて専用設計された独自のシステム。臨場感あふれるサウンドスケープを楽しめるという。

「プレミアムオーディオ」のイメージ図

採用されたパイオニア製のパワーアンプユニットは小型軽量かつ高効率で、高性能DSPを搭載した10ch独立駆動タイプ。ハイパワー出力と高剛性による豊かな低音再生や、高性能DSPによる広がりのあるクリアな音場再生、高効率パワーICによる低消費電力化を実現している。

部品をひとつひとつ厳選して組み上げたパワーアンプユニットと、ホンダの音響エキスパートによるきめ細かなチューニングが組み合わさることで、こだわりの音質を実現したのこと。

23日に発売される新型VEZELは、「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」をグランドコンセプトに、日常生活の質の向上を重視し、アクティブで新しいものにオープンな人々に向けて、実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供することを目指して開発されたというコンパクトSUV。

ドライバーだけでなく乗る人すべてが快適に移動できるゆとり空間を追求し、クラス平均を超える広さと居心地を生み出したというほか、エクステリアでは全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。空力性能については、F1のパワーユニット設計・開発などを行うHRD Sakuraの風洞実験施設も使って検証を重ねたという。

ハイブリットモデルと、新開発の1.5リッターDOHC i-VTECエンジン搭載モデルの計4タイプが用意され、価格は227万9,200円~329万8,900円。