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Acoustune、ジャックを交換できるLightning端子用変換アダプタ
2021年6月4日 11:00
アユートは、Acoustuneブランドの新製品として、iPhoneのLightning端子に、アナログ接続のヘッドフォンなどを接続できるようにする変換アダプター「AS2000 Lightning Adapter」を6月11日に発売する。価格は14,980円。48kHz/24bitのロスレス/ハイレゾまでサポートするほか、ジャック部を交換でき、標準の3.5mmに加え、2.5mm、4.4mmのプラグも接続できる。ただし、MFiの仕様上バランス出力には対応していない。
Apple MFi認証を取得しているLightning変換アダプターで、最大48kHz/24bitまでをサポート。ジャック部分が交換式になっており、3.5mm、2.5mm、4.4mmのプラグを同梱している。ジャック部にはCNC切削アルミを使っている。
2重の異型金属シェル構造となるデュアルメタルジャケットを採用し、外部ノイズ耐性を向上。「クリーンな音質を実現した」という。ケーブル部分には高純度8芯OFC線を採用。断線リスク回避の為、耐久性のある特殊ケブラーを皮膜に使用している。
全長は約112mmで、重量は約12g。対応OSはiOS 7.2以降。
音を聴いてみる
変換アダプターを手にしてみると、ジャックの交換機構を備えているとは思えないほどコンパクトだ。ジャックの交換も、単に引き抜くだけとシンプルでわかりやすい。有線イヤフォンを接続してみたが、黒を基調としたデザインという事もあり、あまり目立たず、“アダプタを追加で取り付けた感”は少ない。大げさでないので、これならば使いやすそうだ。
Apple Musicの音楽や、YouTubeアプリで動画などを試聴してみたが、音は非常に素直。ニュートラルで情報量が多く、分解能の高いバランスドアーマチュアイヤフォンと組み合わせてもよくマッチする。低域が強めのイヤフォンでも、そうでなイヤフォンでも、相手を選ばずに使えそうだ。
試聴している時点では、あいにくまだApple Musicのロスレス/ハイレゾ配信はスタートしていないが、48kHz/24bitのロスレス/ハイレゾまでサポートしている製品なので、ロスレス/ハイレゾ配信がスタートした際も、それらを手軽に楽しめるLightning変換アダプターとして重宝しそうだ。