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AIRPULSE、レトロラジオ風ワイヤレススピーカー。aptX HD対応

「P100X」

ユキムは、AIRPULSEブランドのワイヤレススピーカー「P100X」を9月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は97,900円前後。カラーはチェリー・ウッド。

古いラジオをイメージしたというシンプルなワイヤレススピーカー。手軽に移動できるシングルキャビネットに、ツイーター×2基、ウーファー×1基に、パッシブ・ラジエーターを装備している。Bluetooth 5.1準拠で、aptX HDコーデックにも対応する。

ツイーターは楕円形の「Air-Blade Tweeter」を装備。「P100X」の横に座っても十分な高域情報を聴きとれる水平/垂直方向への指向性を備えるほか、高域周波数において極めてフラットなレスポンス特性を持っているという。

硬質アルマイト処理アルミニウム合金コーン振動版と、軽量化されたアルミ製ボイスコイルによるウーファーは、高剛性鍛造マグネシウム合金フレームに取り付けられ、強力なネオジウム磁気回路によって直線性と過渡応答に優れたドライブモーションを生み出すとしている。

高いパワー・ハンドリング性能を維持するために、放熱に効果的な30mm径の大型ボイスコイルを採用。これにより、コイルの電力損失も防いでいる。また、ボイスコイルに巻かれる銅線断面は通常の丸型のものよりも効率が良く低歪みな、エッジワインド銅を採用している。

リアパネルに装備したパッシブ・ラジエーターは、空気感ある豊かなエネルギーを放出し、高剛性キャビネットによって「通常のワイヤレススピーカーと一線を画する低音再現性を手にしている」という。

Texas Instrument製のクラスDステレオアンプ「TAS5805M」をデュアルで搭載し、ウーファーを40Wで、ツイーターを10W×2で駆動する。同社製のADコンバーター「PCM1802」も備えている。

そのほか、入力にRCAを備えている。

周波数特性は52Hz~20kHz。外形寸法は300×200×180mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.1kg。リモコン、電源ケーブル、RCAケーブル、3.5mmステレオミニ to RCAケーブルなどが付属する。

本体裏面