レビュー

これが「求めている音」、プロクオリティの無線スピーカーAIRPULSE「A300 Pro」

AIRPULSEの「A300 Pro」

“個人で購入するアクティブスピーカー”というと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。「アンプいらずのデスクトップオーディオ」、「音楽制作のためのモニタースピーカー」、「ストリートライブや小規模イベントのPA用」……だいたいこんなところだろうか。

これらを見ると、「ハイクラスのオーディオを楽しむためにアクティブスピーカーを選ぶ」という選択肢がなさそうにも感じられる。だが、今回紹介するAIRPULSEブランドの「A300 Pro」(オープンプライス/実売ペア25万円)は、ハイクラスのモニターサウンドをシンプルなシステムで導入でき、ハイレゾからBluetoothまで複数のデジタルソースを一つのスピーカーで楽しめる、そんな製品だ。

AIRPULSEとは

AIRPULSEは2004年に設立されたプラチナム・オーディオ・システム・カンパニーが商標を持つブランドで、香港に拠点を構えている。英国のアコースティック・エナジー創設者でもあるフィル・ジョーンズ氏がR&D(研究開発)のトップとしてエンジニアチームを率いている。

フィル・ジョーンズ氏は、1954年にロンドンで生まれ、1980年ヴァイタボックス・ラウドスピーカーにエンジニアとして参加した後、1987年にアコースティック・エナジーを設立。そこで伝説の名スピーカー「AE-1」を開発する。AE-1はあのアビーロード・スタジオにもニアフィールドのモニタースピーカーとして導入されたという。

1990年にはボストンアコースティックでリンフィールド・シリーズを手掛け、1994年に自身のブランド、プラチナム・オーディオを設立。1997年には、高さ180cm以上もする超弩級ホーン型スピーカー「Platinum Air Pulse 3.1」を開発し、日本オーディオ協会からゴールデンサウンド賞を受賞した。

自らもベーシストとして活躍する氏は、2002年にフィル・ジョーンズ・ベースを設立し、ベースプレーヤー用のハイファイ・アンプを開発するなど、音楽方面での活動も見逃せないポイント。過去には、レコーディングやライブのエンジニアとして働いていたこともあるそうだ。2004年プラチナム・オーディオ・システム・カンパニーに参加し、エンジニアとしてエアパルス・ブランドを牽引している。

プロの現場でも通用するアクティブスピーカー

A300 Proは、DAC内蔵のアクティブスピーカーだ。フィル・ジョーンズ氏は、本機を「プロの現場でも通用するアクティブスピーカー」に仕上げたという。まずは、その概要を見ていこう。

アンプ出力は、ツイーター用が10W、ウーファー用が120W(ともに1台あたり)とハイパワーだ。左右それぞれの筐体に高効率低リップル電源と、Texas Instrumentの「TPA 3251」デジタル・パワーアンプを内蔵。デジタルインターフェースはXMOSのXcore-200マルチコアプロセッサーとTexas InstrumentのDSPチップ「TLV320AIC3268」で構成される。

アクティブスピーカーというと、左右の電源ケーブルはもちろん、音声ケーブルまで左右にそれぞれ接続しないといけないと思われるかもしれないが、本機はモニター目的の使用を除いて、音声ケーブルの接続は片側のみでOKだ。Bluetooth接続では、電源ケーブル2本を接続するだけで終了。詳細は後述する。

高域用にホーンロード・リボンツイーターを採用

ドライバーは、高域用にホーンロード・リボンツイーター、低域用に16.5cmアルミニウム・コーンウーファーを搭載。リボンツイーターは、AIRPULSEの全てのアクティブスピーカーに採用されているトレードマークのような存在。強力なネオジウム・マグネットでドライブされるアルミニウム・リボン・ダイヤフラムは、ワイドレンジで高感度、優れた過渡応答と解像度を持つとのこと。

綿密に計算されたホーン形状で、反射による影響を抑えている。アルミニウム・コーンウーファーのボイスコイルは、強力な磁気回路でコントロールされる50mm径のアンダーハング型。硬質アルマイト処理が施されたアルミニウム合金コーン振動板を高いリニアリティで正確に駆動する。なお、モニター機ということもあり、サランネットは存在しない。

低域用に16.5cmアルミニウム・コーンウーファーを搭載

エンクロージャーは厚さ25mmの高強度MDFだ。内部には定在波吸収のために36mm厚のプロ用吸音素材を配置。背面には、楕円形のバスレフ・ポートを採用している。これは風切り音を最小限に抑えるためだ。

入力端子の豊富さも本機の魅力。モニター用途に向けて、XLRとRCAの入力を左右のスピーカーそれぞれに用意。コンシューマー向けには、RCAの他に多様なデジタル入力を使用できる。こちらの入力端子は右スピーカーにまとめてある。

右スピーカーの背面端子部。SPDIFは光/同軸の両対応。USB入力も装備している

SPDIFは光/同軸の両対応。USB入力も装備。オーディオグレードのUSBケーブルも使用出来るUSB-B端子だ(USB2.0仕様)。有線のデジタル入力は、PCM 192kHzまで対応。DSDは非対応となる。テレビ放送などで使用されるMPEG-2(or 4) AACは非対応なのでPCM変換してから出力してあげよう。Bluetoothは、SBC/aptX/aptX HDに対応する。

モニター用途の場合は、それぞれのスピーカーにアナログケーブルで接続する。ボリュームも各スピーカーで調整可能だ。リニアではなく、段階式の可変。背面のLEDには数字で表示される。

ボリューム最小から最大にしたところ。LEDで数字も表示される

モニター用途の場合、定位やバランスをよりシビアに追い込まなければならないため、あえて左右のレベル差を付ける場合もある。部屋の形状や家具の配置などによって、音の聴こえ方は変わってくるが、リスニングポイントから厳密なチェックを行なうことが主目的である以上、モニター用途ではあえてボリュームを個別に調整出来るようにしているのだろう。

高域・低域のイコライザーもスピーカー毎に調節可能だ。シェルビングタイプのイコライザーは、高域用±3dB、低域用±6dBの範囲内で調節する。

コンシューマー用途では、右スピーカーのみに音声ケーブルを接続すれば、左右の伝送は無線で行なってくれる。USB入力については、PCはもちろん、USB-DAC直接接続に対応したNASも視野に入れて良いだろう。

Windows向けの専用ドライバーは、本国のサイトからダウンロードする。XMOS系の他のドライバーを使っていたら、あらかじめアンインストールしておくと安心だ。できれば、輸入代理店ユキムの日本語サイトにドライバーへのリンクが欲しいところ。

SPDIF入力(光/同軸)は、ゲーム機やレコーダー、Blu-ray/CDプレーヤーなどの接続に利用する。とはいえ、昨今のゲーム機やテレビ関連機器は、SPDIF出力の廃止が進んでいる。ケーブルのグレードが音に出やすいアナログ接続に比べて、デジタル接続は安価なケーブルでも受け側のクオリティ次第ではそこそこの音質を楽しめるので、時代の流れには残念な気持ちもある。

付属のケーブル

付属品は写真のとおりだ。やや長めのRCAケーブルが入っているのはさすがだ。光デジタルケーブルまで同梱している。リモコンは、入力切り替えやボリューム・イコライザーの調節が出来る。ただし、リモコンのボリュームとイコライザーは、モニター向けの入力時(バランス XLR/アンバランスRCA)には使えない。

付属のリモコン

コンシューマー向けの入力時には、背面の入力選択をOTHERSにすると、リモコンのボリュームとイコライザーが操作可能になる。こちらはモニター用途と違い、左右一括で操作することになる。

付属の説明書は、海外版の日本語訳と思われるが、図を多用しており、解説がとても丁寧で和訳も自然だった

背面の入力選択をOTHERSに設定したところ

左右スピーカー間が無線、これが便利

本機の特徴は、なんと言っても“左右スピーカー間の無線接続”だ。しかも、ハイレゾ対応でロスレスというのだから恐れ入る。電源確保の時点でケーブルが2本、コンセントも2個使うので、抵抗がある方もいるかもしれないが、それさえ乗り越えればアンプ要らずで、DACも要らない。箱から出して電源を入れれば、5秒も経たないうちに接続が完了する。万一、接続に問題が生じても、再ペアリングが出来るから安心だ。

無線接続は、KleerNetのワイヤレス・オーディオテクノロジーを使った非圧縮デジタル伝送だ。無線周波数は5.2GHzのスペクトラムで伝送され、22MHz周波数帯域でオーディオ信号のロスレス・トランスミッションを行なっている。192kHz/24bitの再生についても、ダウンサンプリングや情報の間引きは起こらないそうだ。

実際の出音は、文句なしのロスレスらしさ。192kHz/24bitを再生しても、音切れはもちろん左右のタイミングのズレは感じられない。ソースを再生して、実際に音が出るまでのタイムラグも感じなかった。アクティブスピーカーというと、アンプを左右両側に搭載したタイプは、アナログケーブルでの接続が必要だったし、アンプ片側搭載のモデルは、スピーカーケーブルを結線しないといけないモデルがほとんどだった。ロスレスの無線接続というのは、想像以上に快適だったので、特筆しておきたい。

前面下部のディスプレイに、選択している入力ソースやボリュームなどが表示される

まずはモニタースピーカーとして使ってみる

では、いよいよ、実際の試聴レビューに移っていこう。

まず、最初にネットワークプレーヤー代わりに使っているOPPO Digital Japan「BDP-103DJP」からSPDIF接続で試聴しようと思ったが、曲の始りでわずかな音切れが発生してしまった。同様のSPDIF接続でソース機器を変えたらうまくいったので、機器側の問題だろう。

次に、モニター用途で使用。元々筆者の防音スタジオでは、音声のみを取り扱っており、モニターはほぼヘッドフォンで行なっている。スピーカーを使うのは、音量感の確認と、音楽とのミックスバランス、間合いの調整くらいだ。そのため、割り切ってアナログ接続ではなく、単価が安い同軸デジタルケーブル1本にてオーディオインターフェース「US-20×20」から出力していた。

今回は、適当な長さのケーブル(TRS→XLR)もないので、SPDIF接続で試聴した。AVアンプに結線していた同軸デジタルケーブルもあるが、ギリギリの長さなのでスピーカーまで届かない。そこで、SPDIF信号のクオリティアップと、光デジタル変換を兼ねて、iFi audioの「iPurifier SPDIF」を使用した。光デジタルケーブルは、オーディオテクニカの「AT-EDP1100」だ。前述と同じ、同軸→光変換だが、使用に問題は無かった。

音声コンテンツのモニタリングは、音色に癖はなく、フラットに鳴ってくれる。特に欠点もなく、実用上問題ないと感じる。あえて特徴を挙げると、中音域は音像が太めなので、定位感がやや広がり気味。PANを片側に振り切ってから、反対側へと動かしていくと、ノーリバーブ・ワンポイントの素材でも、やや音像がファットだ。そこが気になると言えば気になる程度。発声のノイズ(リップノイズなど)は、ハッキリと分かる。ローカットの掛かり具合は、ローエンドから明確に音に変化が現れるので、低域の特性としては申し分ない。コンプレッサーのアタック感の違いもきちんと描写してくれた。

制作する側として聴かせてもらうと、チェック用として十分な性能といえる。今回は試すことができなかったが、XLR/RCAで各スピーカーにそれぞれ接続すれば、左右のボリュームやイコライザーを個別に調節できるので、厳密なチューニングにも対応できる。

これが「求めている音」だ

続いて、SPDIFを使ってゲーム機とも接続した。これから登場する次世代ゲーム機にはSPDIF出力は搭載されていないようだが、「プレイステーション 4」や「PS4 Pro」、「Xbox One X」などは光デジタル出力が可能だ。光デジタルケーブルで接続してみた。なお、AET製の振動吸収シートをPS4 Proと床の間に敷設している。

スピーカーが2chなので、元々の音声が2ch制作のゲームをプレイしてみた。

日本ファルコムのRPG「創の軌跡」。ED直前のセーブデータから再開しスタッフロール~タイトル画面に戻るまでと、クリア後の真・夢幻回廊のボス戦などを試した。まず、低域のタイトさと自然な鳴り方に好感を持った。ローエンドはかなり深いところまで鳴っているが、決してこれ見よがしな増量感はなく、ソースに忠実な様子。建物がきしむ音や爆発、地響きなどのSEがとてもリアルで、映像の世界に引き込まれる。

いわゆる「低音出てます!」的な、演出過剰なスピーカーだと、スピーカーの個性に聴感が引っ張られることもあるが、それがまったくない。中域から高域に渡っても特定のピークやディップは感じられず、至ってモニターライクに聴こえる。心配していた金属の振動板による硬質感はほとんどない。正確な音はするが、無機質過ぎないサウンドだ。

台詞や音楽の分離も極めて良好。SEもこんなに微細な音が鳴っていたのかと初めて気付いた。台詞の帯域バランスはモニターらしいウェルバランスだ。声のディテールを生々しく描写。効果音は、解像度がすこぶる優秀で、むしろ見えすぎるくらい。最初は細かすぎてちょっと戸惑ったが、すぐに慣れた。このクラスのスピーカーをテレビサイドに使うには、堅牢なスタンドか置き場所が必要ではあるが、場所と予算が許すなら息の長いスピーカーとして十分選択肢に上ると思う。

最後に、序盤でうまくいかなかった音楽鑑賞用途にリベンジした。筆者はNASにSoundgenicを使っている。USB-DACへ直接接続して、NASをネットワークプレーヤー代わりに使用出来るので、やってみることに。USBケーブルは、オーディオインターフェースで使っている長めの特注品(ACOUSTIC REVIVE製)を使用した。

Soundgenic

まず、筆者が総合プロデュースを担当する自身の音楽ユニットBeagle Kickの楽曲を聴く。こちらの楽曲は、レコーディングスタジオのムジークRL904をはじめ様々な環境で何度も聴いてきた音源だ。レコーディングやミキシングの現場にも同席している。

まず、全帯域に渡って高い解像感を持っており、楽器の輪郭から、リバーブの減衰、空間表現力までまさにモニターとしての性能を高い次元で魅せてくれる。音像に滲みやボヤけはなく、高域の刺激成分も皆無、とてもクリーンな音だ。テンポの遅い早いもしっかり再現、適切に立ち上がり立ち下がる。

Beagle Kickの楽曲は、どれを再生してもほぼスタジオで聴いたバランスで楽しめた。ともすると地味な音なのだが、制作側からすると、これが求めている音、つまり正しい音といえる。低域の量感は見た目以上なので、実際に業務で使うには部屋や設置環境に合った低域(イコライザ)の調整が必要になるかもしれない。筆者のスタジオでは、基本無調整、曲によって-1か-2程度まで下げてあげると収まりがよかった。

低域の鳴りが素晴らしいので、鬼太鼓座「怒濤万里」より『鼕々 とうとう』を再生する。

大太鼓の重低音に部屋の空気まで変わった気がした。エンクロージュアの作りが良いのだろう。見た目以上に低音の再現性が豊かだ。筐体がビビって腰砕けの音にはならない。内蔵アンプのパワーも十分過ぎると思った。防音室で音量を上げて再生したが、まだまだ上げても余裕のドライブという印象。通常の環境ではパワー不足はまずないだろう。

続いて、ホール録音のオーケストラ、飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラより『飛騨山娘』。

まず、音場が異様に広く感じる。スピーカーの左右外側にまで広がっており、見た目以上にダイナミックな音場感は、オーケストラ一発録りの音源と相性が良いといえる。音場が広くても、スピーカー間の音の密度は高いので中抜けの心配は無用だ。コロナ渦でオケコンにしばらく行けてないので、楽器のステージ配置や天井の高さの描写などに懐かしさがこみ上げた。はやく生でオーケストラを聴きたくなるような、再現度の高い出音に感動した。

左右のスピーカー間隔は170cm程度だが、もっと離してもいいだろう。逆に狭すぎるとせっかくの音場描写力がスケールダウンしてしまいもったないと思う。

7月期のアニソンも楽しんでみる

筆者はAV Watchで毎クール、気になるアニソンを紹介する企画を行なっている。そこで、7月期アニメから2曲ほどハイレゾ版を聴いてみた。

【「メジャー2nd」第2シリーズのOPテーマ、上白石萌音の「白い泥」48kHz/24bit】

上白石萌音「白い泥」

一聴して、スタジオの音だなと思う。音色的な味わいや独特の質感を極力付けないようにチューニングしていることがよく分かる。ボーカルとベース、スネアといったセンター定位のパートがとても明確に分離して聞こえるのが印象的。ベースの音階の流れは分かりやすく、ボーカルも音像がクッキリと描写され、細かいチェックもし易そう。左右の楽器群は、やや混濁感があるがこれはミックスの影響かも。

【宇崎ちゃんは遊びたい OP主題歌、鹿乃「なだめスかし Negotiation」96 kHz/24bit】

鹿乃「なだめスかし Negotiation」

音数が非常に多い、まさにウザかわ系のアレンジであるが、それにまったく負けていない。音場は賑やかでも飽和している感が薄いのだ。ミックスが良いのもあるが、シンセトラックの分解能も驚くべきレベル。自宅スタジオは、一般的な日本のマンションより中低域の吸音が抑えられているので、全帯域が過不足なく耳に感じられる。リビングで聴くとスッキリした印象の曲が、防音スタジオでは中低域がエネルギッシュ過ぎて疲れるなんてこともあるくらいだ。そんな中、本楽曲では音数が多いシーンでも混濁感が抑えられているのが素晴らしい。コーラスの「うー!うー!」とか「もうちょっと!」が鮮明に聞こえてきて耳がハッピーになれる。

手軽でミドルクラス以上のクオリティ

A300 Proはある程度大きさがあり、重さも15㎏弱と重量級。実売ペア25万円と、気楽に購入できる製品ではない。それを踏まえながら、どんな方にお勧めかを最後に記そう。

まず、長く使えるモニタースピーカーとして制作向けには一考の価値ありだ。プロの方は試聴無しに選ぶのは難しいだろうが、本稿が何かの参考になれば幸いだ。デジタル入力が充実しているため、ホームスタジオでの使用は相性がいい。自宅での使用なら、業務外でもエンタメ用途で使ったりするだろう。そうしたときに、DACも要らない、入力切り替えするだけで使えるのは便利だ。有線から無線まで多様なデジタル入力に対応しているので、PCやオーディオインターフェース以外も繋ぎっぱなしにできる。

コンシューマーユーザーにとっては、アンプもDACも要らずに、スタジオクオリティの⾳質を1セットで楽しめる。筆者の個⼈的な感覚になるが、スピーカーの出⾳のみを評価するなら、ペア20万円を越えるミドルクラス以上のクオリティは確実に有している。⼀度導⼊したら末永く使⽤出来る製品だと思う。

デスクトップ~リビングオーディオまで、設置場所さえクリアできれば、接続はいたってシンプル。その高いスタジオモニタークオリティでどんな楽曲・用途でも安心して楽しめる、そんなスピーカーが登場した。

橋爪 徹

オーディオライター。ハイレゾ音楽制作ユニット、Beagle Kickのプロデュース担当。Webラジオなどの現場で音響エンジニアとして長年音作りに関わってきた経歴を持つ。聴き手と作り手、その両方の立場からオーディオを見つめ世に発信している。Beagle Kick公式サイト