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第9世代iPad、A13 Bionic搭載で39,800円から。256GBも用意
2021年9月15日 03:34
アップルは15日、第9世代iPadを発表した。パフォーマンスやバッテリー持続時間などを高めながら、価格を抑えており、Wi-Fiモデルは39,800円から。Wi-Fi + Cellularモデルも用意。ストレージは64GBと256GBから選択できる。すでに注文可能で、9月24日から発売。カラーはシルバーとスペースグレー。
詳しい価格は、Wi-Fiの64GBが39,800円、256GBが57,800円、Wi-Fi + Cellularは64GBが56,800円、256GBが74,800円。
強力な「A13 Bionic」チップを搭載。前世代に比べてパフォーマンスが20%向上し、「ベストセラーのChromebookよりも最大3倍高速になり、ベストセラーのAndroidタブレットよりも最大6倍高速になった」という。底部のコネクタはLightningでUSB-Cではない。
NeuralEngineも搭載し、iPadOS 15に搭載されているライブテキストなど、次のレベルの機械学習機能も強化。写真内のテキストを認識し、ユーザーがそれを操作できるようにする。
フロントカメラは1,200万画素で、超広角。人物を認識し、それが中央に収まるようにズームなどをするセンターステージ機能が利用可能。FaceTimeやサードパーティのビデオ通話アプリでも利用可能。
外側のカメラは800万画素。Live Photos、自動手ぶれ補正、HDR写真撮影などに対応する。1080/30fpsの動画撮影にも対応。
ディスプレイは10.2型のRetinaディスプレイ。解像度は2,160×1,620ドットで、264ppi。500nitの輝度を持つ。周囲の光に合わせて色合いを調整するTrueToneにも対応する。ディスプレイの下部にはホームボタン兼用Touch IDセンサーを搭載する。底部にはステレオスピーカーを内蔵する。
iPadOS 15の新機能も利用でき、マルチタスクはさらに直感的になり、スプリットビューやスライドオーバーなどの機能を見つけやすく、使いやすく強力された。ホーム画面にはアプリライブラリと新しいウィジェットをレイアウトできる。
外形寸法は250.6×174.1×7.5mm(縦×横×厚さ)。重量はWi-Fiモデルが490g、Wi-Fi + Cellularモデルが495g。バッテリーの持続時間は、Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で最大10時間。Wi-Fi + Cellularモデルで携帯電話データネットワークでのインターネット利用の場合は最大9時間。
アクセサリーとして、ApplePencil(第1世代)やSmart Keyboardが利用可能。