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ゼンハイザー、ANC完全ワイヤレス「CX Plus True Wireless」ホワイトの発売前倒し
2021年9月16日 20:00
ゼンハイザーは9月14日に発表した完全ワイヤレスイヤフォン「CX Plus True Wireless」のホワイトモデルについて、発売日を当初案内していた10月中旬から9月28日へ変更した。ブラックモデルと同日発売となる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,780円前後。
CX Plus True Wirelessは、同社の完全ワイヤレスイヤフォンで初めてハイレゾ相当の高音質BluetoothコーデックであるaptX Adaptiveに対応し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)も採用したモデル。aptX Adaptiveに対応したスマートフォンと組み合わせることで、最大24bitの伝送ができる。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
ゼンハイザーは、このコーデックと搭載するドライバーが組み合わさることで、ダイナミックレンジがさらに広がり「ゼンハイザーサウンドがネクストステージ」にステップアップするとしている。ドライバーは完全ワイヤレス最上位機種「Momentum True Wireless 2」とほぼ同等の7mm径ダイナミック型で、再生周波数帯域は5Hz~21kHz。
aptX Adaptiveは場所や時間による混雑具合や接続状況に合わせて転送データを自動調整することにより、省電力に加えて低遅延で音途切れしにくいパフォーマンスを実現。さらに左右イヤフォンに独立したオーディオ信号を伝送する「TrueWireless Mirroring」技術にも対応したことで、さらに音途切れしにくくなった。
Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはaptX Adaptiveのほか、SBC、AAC、aptXもサポートする。
ANCは圧迫感のない自然な効果でサウンドを際立たせるため、駅や高架下、カフェなど、どこでも周囲の音を遮断して音楽だけの時間と空間を演出する。フィット感の高いイヤフォン形状による高い遮音性も組み合わさることで、音質を犠牲にすることなく、キレのある低域から繊細な高域までを楽しめるという。
トランスペアレント ヒアリング(外音取り込み)機能も備えており、周囲の音を自然に取り込むことも可能。イヤフォンをタップするだけでモードを切り替えられる。専用アプリ「Smart Control」で設定すれば、トランスペアレントモード時に楽曲再生を一時停止することもできる。
イヤフォンはIPX4の防滴仕様。片側2基、計4基のビームフォーミングマイクを搭載しており、クリアな通話もできる。専用アプリ「Smart Control」を使ったサウンドチューニング(ムービー、ポッドキャスト、ベースブースト)を利用できる。
バッテリー持続時間はANCオフ時、イヤフォン単体で最大8時間、ケース併用で最大24時間。重さは左右イヤフォン合わせて12g、ケースが35g。4サイズ(XS/S/M/L)のイヤーチップ、USB Type-Cケーブルなどが付属する。