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Unique Melody、骨伝導+静電型+BA+ダイナミックのIEM「MEST MKII」

MEST MKII

ミックスウェーブは、Unique Melodyより、骨伝導/静電型/BA/ダイナミックの4種類のドライバーを搭載したIEM「MEST MKII」を22日に発売する。ユニバーサルとカスタムの2種類を用意。価格はオープンプライスで、ユニバーサルは198,000円、カスタムは234,700円。

Unique Melodyで初めて骨伝導ドライバーを採用し、さらに4種類の異なるタイプのドライバーを採用したクアッドハイブリッド型IEM「MEST」の第2世代機。

新モデルでは、新しい骨伝導技術により、レスポンスと再生周波数を大幅に拡張。骨を伝わる振動による「骨導音」を大幅に向上させ、空気振動と二種類の振動により新しいリスニング体験を提供することを目指した。

MEST MKII

8ドライバーの構成は、低域にダイナミック型×1、中域にBA×2、高域にBA×2、超高域に静電型×2、そしてフルレンジに骨伝導×1。周波数帯域は20Hz~70kHz。感度は112dB@1kHz。インピーダンスは12.3Ω。

振動版を何層にもしたセラミックスの薄膜で挟み、振動版を両面から振動させる“両面多層圧電セラミックス骨伝導ドライバー”を新たに採用したのがポイント。

このドライバーをフェイスプレートとサポートプレートで挟み込むことで、フェイスプレートとの接地面積を増やし、電動効率と感度を大幅に向上。初代MESTでは中域から中高域までの再生周波数だった骨伝導ドライバーをフルレンジで採用することができるようになった。

ドライバー構成

骨伝導ドライバーの振動を効率よく届けることができるカーボンシェルを採用。また複雑にデザインされたカーボンファイバーが光を乱反射し、見る角度によって異なる表情を見せるデザインとした。

強度も通常のアクリル筐体より高く、軽量。一方、カーボンファイバーを使ったシェルを作るのは非常に難しく、通常のアクリル筐体よりも製造に時間がかかるため、日々トレーニングを行ない経験を積んだスタッフが手作業で一つ一つ仕上げているとのこと。

フェイスプレートには、新しい金属製のパーツを設計。金属ベントはベントホールから筐体内に流れる空気量をコントロールすることで、ダイナミックドライバーのポテンシャルを最大限に発揮。金属性のパーツでベントを製作することで、ハンドメイドによる左右差を少なくし、ベントホールの影響によるサウンド差をなくしている。

付属のオリジナルレザーケースは、「世界のすべての製品に素晴らしいスーツを着せてあげたい」というフィロソフィーを持つ、韓国Dignis社が手掛けたもの。ケース内部には、持ち運び中にイヤフォンの本体同士が接触し、傷が付かないよう、ギミックを施している。

ケーブルは着脱可能で、端子はカスタム2ピン。入力端子はステレオミニで、ケーブル長は約122cm。イヤーピースなどを付属する。

Unique Melodyユーザー対象の優待販売キャンペーン

Unique Melody製イヤフォンユーザーを対象に、カスタムIEMの「MEST MKII Custom」を優待価格で販売するキャンペーンを22日から開始する。対象期間は2021年10月31日まで。優待価格は214,700円(通常は234,700円)。

手持ちのUnique Melody製イヤフォンのシリアルナンバーを、MEST MKII Custom注文時にオーダーフォーム備考欄に記入すると、MEST MKII Customの本体代金に優待価格が適用されるカタチ。

対象店舗は、e☆イヤホンの秋葉原、大阪日本橋、名古屋大須、梅田EST店のほか、フジヤエービック。