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NHK、受信契約時に電話番号とメールアドレスの収集も検討

NHKは、受信契約時に契約者の電話番号とメールアドレスの登録を求めるなどの、受信規約の変更を検討。その素案を27日に公開した。広く意見募集を行ない、総務省に認可申請する予定。

収集した電子メールや電話を利用して、受信料の口座振替の連絡や、家族割引など割引制度の案内をするなど、「受信契約者のみなさまの利便性の向上につなげていきたい」という。

新たに受信契約をする場合、受信契約書を提出の際に、電話番号とメールアドレスをあわせて届け出てもらうことを検討。既に受信契約をしている人の場合は、今後住所変更の手続きなどの際に、あわせて連絡するカタチを検討している。すでに届け出ている場合、改めて手続きをする必要はない。

電話番号や電子メールアドレスを変更した場合は、変更後の情報の届け出が必要。なお、「電話番号や電子メールアドレスをご利用でない場合は、お届けいただく必要はない」という。また、「個人情報の取得にあたっては利用目的を明示し、その範囲内で適切に利用するとともに、個人情報の適切な管理を徹底する」としている。

また、世帯(住居)の受信契約について、受信契約時と解約時の「受信機の数」の届け出を不要とすることも検討している。事業所等住居以外の受信契約は変更ない。