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「DUNE/デューン 砂の惑星」続編制作決定。'23年日本公開
2021年10月28日 11:26
公開中の映画「DUNE/デューン 砂の惑星」が全世界で大ヒットしていることを受け、続編の制作が決まった。「PART TWO」は全米で2023年10月20日、日本では2023年公開予定。
本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)が主人公の物語。IMAX全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像&音響が劇場で変換(=劣化)することなく再現可能にし、ラージフォーマットIMAXを超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX」に認定された世界初の作品でもある。
日本でも10月15日に公開を迎えるとIMAX上映の良席を求めてチケットの争奪戦が起こったといい、オープニング3日間のIMAX興収比率が2020年公開のクリストファー・ノーラン監督作「TENET テネット」の25.5%を上回る29.3%を記録している。
同作は現在、世界76ヵ国で上映されており、全世界興行収入は2億2,000万ドルを突破。中国では10月22日から24日までの3日間で2,200万ドルを記録し、全米ではコロナ以降最高オープニング興行収入、さらに10月公開作品としてはIMAX史上最高の数字を記録するなど爆発的ヒットとなっている。
この大ヒットを受けて「PART TWO」の制作が正式に決定。先日ロンドンで行なわれたプレミアでも、主人公を演じたシャラメが「PART TWOで、またこの場所で会おう! またね!」と熱く語り、ヒロインのチャニを演じたゼンデイヤも「まだまだチャニを演じたいと思っている」「PART TWOがあるようにみんな願っていて」と続編への意欲と期待を口にしており、その想いが世界中に届くかたちとなった。
続編の制作発表を受けて、キャスト陣も自身のSNSでコメントを発しており、レベッカ・ファーガソンは「これはまだ始まりに過ぎない……」、ジョシュ・ブローリンも「やったね! よし、やるぞ!」と、それぞれ投稿。本作の音楽を担当し、大の原作ファンであるハンス・ジマーも「DUNEの世界は続きます。PART TWOは前進しています! よかった、まだ音楽のアイディアが残っているよ」と続編へのさらなる意欲もみせている。
制作スタジオのレジェンダリーは「再びフランク・ハーバートの素晴らしい著書を基に、『DUNE: PART TWO』を進めることを正式に発表できて、嬉しく思います。ドゥニ(・ヴィルヌーヴ)監督の桁外れなビジョン、彼の才能豊かなスタッフ、脚本家、私たちの輝かしいキャスト、パートナーのワーナー・ブラザース……そしてもちろん、ファンのみなさんなくしては、この地点に立つことはできなかったでしょう」とコメントしている。