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「ターミネーター」や「エイリアン2」など、ジェームズ・キャメロン初のアート集
2021年11月25日 18:00
玄光社は、ジェームズ・キャメロン初の集大成作品集「テック・ノワール ジェームズ・キャメロン コンセプトアート集」を12月22日に発売する。B4変形版で全336ページ。初版5,000部限定で、価格は5,500円。
収録アートは「殺人魚フライングキラー」から「ターミネーター」「エイリアン2」「タイタニック」「アバター」など監督作のほか、ドラマ「ダークエンジェル」など映画以外のデザイン画、設計図、コンセプトを収録。監督デビュー作として温めていた幻のSF映画「Xenogenesis」の設定やストーリー、コンセプトアートも紹介されている。
さらに、幼少期に描いたマンガ、異星人や遥か遠い世界、驚異的なテクノロジーを描いた学生時代のスケッチ、全然売れなかったポスター、ボツ企画のために描いた絵、下積み時代に描いた低予算映画のポスターや美術・デザインなども掲載している。
全編キャメロンの語りで構成されており、歯に衣きせないエピソードや映画撮影の裏話も収録。
B級映画の帝王ロジャー・コーマンのもとでは働きはじめたきっかけ、 苦いデビュー作「殺人魚フライングキラー」の現場での出来事、「エイリアン2」でギーガーを採用しなかった理由やスタン・ウィンストンとの会話から生まれた名キャラクター誕生秘話、“ケンカ屋”ならではのトラブルの数々や女性観など、キャメロンのデザイン哲学はもちろん、飽くなき好奇心や膨大な知識、私生活までが明かされているという。