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ヤマハ「RX-V4A/V6A/A2A」4K/120Hz対応ファーム。Xbox等への対応は基板交換

ヤマハミュージックジャパンは、AVアンプ「RX-V4A」「RX-V6A」「RX-A2A」の最新ファームウェア バージョン1.48を公開。4K/120Hz、HDR10+に対応した。eARCの安定性向上、Dolby Vision再生時に映像が出力されない不具合の修正、動作安定性向上も行なわれている。

既報の通り、「RX-V4A/V6A/A2A」は、Xbox Series XとNVIDIA GeForce RTX30シリーズからの4K/120Hz信号を入力すると、映像や音声が出力されない問題が判明しており、無償で基板交換対応を実施している。

「世界的な半導体不足の影響により基板の供給量が流動的となっていることから、お客様より製品をお預かりする時間を少しでも減らすため」として、WEBからの予約制となっている。ヤマハのページでは、対象製品であることの事前確認方法や、予約受付サイトのアドレスなどを紹介。この基板交換は開始月から24カ月間無償で実施する。

なお、Xbox Series XやNVIDIA GeForce RTX30 シリーズを4K/120Hz映像信号で使用しない場合は基板交換を行なう必要はない。また、対象のAVアンプはeARCに対応しているため、テレビとソース機器を直接接続し、音声信号をeARCでAVアンプに出力することで4K/120Hzの映像を楽しむことができる。

8月より順次発売中のAVアンプ「RX-A4A」「RX-A6A」「RX-A8A」では上記問題は発生しない。基板交換の必要はなく、将来のファームウェアアップデートのみでHDMI2.1規格の映像を楽しむことができるとしている。