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XROUND、空気力学採用イヤフォンとNCマイクアダプター

「AERO Plus」と「AIノイズキャンセリングマイクアダプター」

アーキサイトは、台湾ブランドXROUNDより、ハイレゾ対応カナル型イヤフォン「AERO Plus」と、ハイレゾ対応DAC搭載の「AIノイズキャンセリングマイクアダプター」、2つをセットにした「AERO Plus アダプターセット」を発売開始。Amazonでの販売価格はAERO Plusが11,798円、AIノイズキャンセリングマイクアダプターが5,030円。セットモデルはヨドバシカメラにて16,480円で販売されている。

AERO Plusは、「AERO」の後継モデル。AEROのコンセプトは「ゲームも音楽も、両方楽しめるイヤフォン」。ハイレゾ対応の高音質を維持しつつ、課題となっていたマイク機能に焦点を当て、向上させている。特許取得の独自の空気力学を用いた設計と、3Dチューニング技術を採用。

音楽鑑賞時には、音の細部まで忠実に表現し、サウンドフィールドを広げ、本来のイヤフォンの空間感を超えるという。また、ゲームプレイ時には、全ての音響効果や足音、刃音、銃声、敵がクリップを装填する時の音など、細かい音まで聴くことができる。フィールド感覚、敵の方向など、より明確な定位感をもたらすという。

イヤフォン「AERO Plus」

前モデルのECMマイクから、最新のMEMS(微小電気機械システム)マイクを採用。マイク変更で、集音が旧モデルと比較し、25%クリアに進化。リモコンの位置も旧モデルよりも口元に近く、クリアな集音が可能なほか、服と擦れるなどのタッチノイズも軽減。マイクミュート機能を追加し、スイッチでON/OFFの切り替えれるほか、音楽再生・停止、電話の受信・切断も操作できる。

イヤフォン

8mm径チタンメッキPET振動板を搭載し、瞬間動態反応、正確なフェーズ、綿密な細部、音色の段取り感を増すことに成功したという。チューニングでは、時間推進データにより、3次元のCSD図面から音声のリバーブタイム状態を示し、これを元に音を細かく調整。再生周波数帯域は20Hz~40kHz。インピーダンスは20Ω。感度は103dB。

筐体はアルミ合金。6芯ケーブルを採用し、長さは約1.2m。プラグは金メッキ処理の4極ステレオミニ。専用収納ケースのほか、イヤーピースを2種類(各種S/M/L用意)付属。空気力学とアクース原理をもとに、硬度が異なるイヤーピースをデザインしている。

AIノイズキャンセリングマイクアダプター

AIノイズキャンセリングマイクアダプターは、独自開発のAIノイズキャンセリングチップを搭載。リアルタイムで周囲の音を細部まで分析し、環境騒音を瞬時に判断し、自動的に低減する。また、96kHz/24bitのハイレゾ音質に対応するDACを搭載。WAV/AIFF/FLAC/ALACなど高解像度の音楽ファイルをサポートする。

PS5、WindowsPC、MacBook、Androidスマートフォン等のUSB Type-C端子に接続できるほか、3.5mmステレオミニジャックを備え、イヤフォン側に対応する。最大出力は23mW@32Ω、SN比は96dB@32Ω。

筐体はアルミ合金。端子部は音声信号劣化を防ぐ24K金メッキ加工。ケーブル長は130mm。重量は約6g。USB Type-C to USB Type-A変換アダプターも付属する。