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SWドラマ「ボバ・フェット」、“伝説”集結の場面写真

グローグー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

Disney+で配信中の「スター・ウォーズ」オリジナルドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」。ついに2月9日配信の第7話で最終話を迎える本作だが、配信中の第6話「チャプター6」(砂漠から来た流れ者)に、スター・ウォーズを代表する伝説的なキャラクターたちが次々と登場し、ファンから絶賛の声が上がっている。なお、以下には「チャプター6」、「マンダロリアン」シーズン2のネタバレが含まれるので注意してほしい。

チャプター6に登場したのは、「スター・ウォーズ」を象徴する伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーと、その父、アナキン・スカイウォーカー唯一のパダワン(弟子)であるアソーカ・タノ、オリジナルドラマ「マンダロリアン」に登場するフォースの力を秘めたヨーダと同じ種族の子どもグローグー、人気No.1ドロイドのR2-D2、そして「クローン・ウォーズ」などに登場する悪名高き賞金稼ぎギャド・ベイン。

「スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲」で初登場した史上最強の賞金稼ぎボバ・フェットの数々の真実が明かされている本作は、「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」のその後を描いている。そのため、登場するルークは、ジェダイ・マスターとなった青年期の姿となっている。

ルーク・スカイウォーカー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

「マンダロリアン」シーズン2の最終話でグローグーを託されたルークは、ジェダイ・マスターとしてグローグーを訓練している。その姿は「エピソード5/帝国の逆襲」で、ヨーダがルークにフォースの修行をする姿と重なり、世界中のファンから感極まった声が上がっている。

ルークの声優を務めた須田祐介は「僕自身子供の頃から見ていた作品にまさか自分がルーク・スカイウォーカー役で参加できる日が来るとは。このような大役を僕に任せてくださり大変光栄に思う分責任の重さを毎日痛感しております。沢山の先輩方がルークに命を吹き込んでいたのを聞いていたので、自分はどうしたらいいんだろう? とすごく悩みました。『スター・ウォーズ』の世界観、キャラクターの魅力感、ルークの存在感、子供の頃に感じたあの高揚感。それを今僕が思うルークに、命を吹き込みたいと思い大切に収録させていただきました」とルーク役を演じる心境を告白。

また「マンダロリアン」に続いてルークが登場したことについて「今回はルークのシーンが多かったので、あぁこのシーン、この台詞、このキャラ、え? こうなるの?? といち視聴者として観てしまっている自分もいましたが、その分収録時のプレッシャーはものすごく感じていました」と語った。

マンダロリアン(左)とアソーカ・タノ(右)
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

さらにファンの胸を熱くしたのは、アナキン唯一のパダワンとしてアニメ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」に登場したアソーカ・タノとルークの共演。アニメシリーズに続いてアソーカの声優を務める伊藤静は「まさかまさか、マスターのことを懐かしみながらその息子と話す日が来るなんて…!! アソーカを演じはじめた頃には全く想像もしていませんでした。収録の時は私も、アナキンと共に過ごした日々を思い出して涙が出そうになりました。本当に感慨深いです…!!」とコメント。

また「『クローン・ウォーズ』でクローンたちひとりひとりの生き方を見てからずっと思っていますが、ジェダイだけではなく、あの世界に生きるたくさんのキャラクターたちみんなの生き様にドラマを感じることができるところが、魅力の一つだと思います。もちろん『アソーカ(原題)』も楽しみにしています!(笑)」と熱い思いを明かしている。

キャド・ベイン
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

そして、R2-D2やグローグーといった可愛らしい人気キャラクターとは一線を画すキャラクターとして登場したのがキャド・ベイン。アニメ「クローン・ウォーズ」や「スター・ウォーズ:バット・バッチ」にも登場しているが、実写化されたのは、これが初めて。不気味な出で立ちで存在感を示す彼も、ボバと同じく“銀河一の賞金稼ぎ”と呼ばれた凄腕の賞金稼ぎ。

アニメシリーズからキャドを演じる多田野曜平は、キャドの魅力を「やっぱりカウボーイハットにガンベルトっていう西部劇スタイルじゃない! それに声がワタシだし(笑)。(実写化は)いいじゃないですかぁ~色が薄いとか鼻がどうとか、言ってた人もいたけど(笑) 年取った訳よ! あの登場の仕方は最高でしょう!!!」と説明。

また、永井一郎から引き継ぎ、「スター・ウォーズ 反乱者たち」以降、ヨーダの声優も担当している多田野は青年ルークを引き継ぎ絶大なプレッシャーを感じている須田に「イーネ!」と明るく声を掛け、その緊張を和らげていたという。

また今後のシリーズについては「『スター・ウォーズ』劇場映画作品と『クローン・ウォーズ』シリーズをつなげてくれたって云うか……全部観てるからこそ楽しめる? 喜びを与えてくれましたねぇ! 今後の期待?……そりゃ『The Book of Cad Bane」でしょう」と期待を寄せた。

こうした映画シリーズやアニメシリーズとのつながりは、世界中のファンから絶賛されており、SNS上では「これこそ俺たちが見たかった『スター・ウォーズ』だな」、「今回の『ボバ・フェット』完全にマンダロリアン回だったじゃん!!!! めちゃくちゃテンションあがった」と盛り上がりをみせている。

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