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エプソン、レーザー光源4K対応プロジェクタ。動画配信対応モデルも
2022年2月9日 13:30
エプソンは、3LCD方式のホームプロジェクター「dreamio」シリーズより、レーザー光源を採用し、4K対応の高画質映像が楽しめる「EH-LS12000」と、気軽に動画配信サービスなどを楽しめるフルHDの「EH-TW5825」の2機種を、2月24日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、直販価格はEH-LS12000が547,800円、EH-TW5825が150,700円。
EH-LS12000
EH-LS12000では、独自の光学、2軸シフトテクノロジーにより4K投写を実現。ボイスコイルモーターを採用した新たな4Kシフトデバイスを使用しており、4Kエンハンスメントの2倍のスピードで1画素を4方向にシフトすることで、近くで見ても精細で粒状感のない4K映像を実現した。パネル解像度は1,920×1,80ドット/フルHD。
輝度は最大2,700ルーメンで、レーザー光源によりコントラスト比2,500,000：1を実現。従来モデル「EH-TW8400」に比べ、明るさ、コントラスト比ともに向上している。3LCD 方式を採用しているため、色再現性にも優れるという。HDRはHDR10+とHLGに対応する。
また、新たにコントラストを自動で調整し、映像の一部分を鮮やかでメリハリのある映像にする「自動コントラスト強調」や、シーンに応じて階調表現を最適化し、メリハリのある映像を実現する「シーン適応ガンマ補正」も備えた。
7群16枚構成の高性能レンズとエプソンの光学技術により、色収差が少なく、明るくシャープな映像を実現する。レンズは2.1倍ズームが可能。
従来モデルと同様に、上下96%、左右47%という広い可動範囲を持つ画像劣化の少ない光学シフトを搭載するため、部屋のレイアウトに応じて設置場所を選べる。タテ台形歪み補正も利用できる。
投写画面サイズは60～300型。焦点距離が短く、設置可能範囲も広いため、6畳間程度のスペースでも80型や100型の大画面投写ができる。前面排気システムを採用しており、プロジェクター後方にスペースを確保する必要はなく、壁に寄せて設置できる。
映像入力としてHDCP2.3に対応したHDMIを2系統装備。長距離でも安定して信号を伝送できる光HDMIケーブル用の給電端子も備える。そのほかUSB Type-A×1、300mA給電専用端子も装備。音声入出力端子は備えない。
消費電力は311W(明るさ切り替え「高」時)、スタンバイ時0.4W。騒音レベルは最小22dB。外形寸法は突起部を含めず520×450×170mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約13kg。長さ3mの電源コードや、イルミネーション機能を備えたリモコンなどが付属する。
EH-TW5825
EH-TW5825は、「高画質をもっとカジュアルに」と謳うフルHDプロジェクター。Android TVを採用したエプソン製メディアストリーミング端末を同梱しており、Wi-Fiに接続するだけで、NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスをすぐに利用できる。Chromecast built-inにより、スマートデバイスから写真や動画、音楽を簡単にキャストすることも可能。
投写画面解像度は1,920×1,080ドット。3LCD方式により、明るいリビングでもカラー映像を明るく、色鮮やかに映し出すという。輝度は最大2,700ルーメン、コントラスト比は70,000：1。
シャープでありながら自然な画質を実現する「イメージ強調機能」や、映すコンテンツ、部屋の環境に合わせて選べる4つのカラーモードも搭載する。
設置時の動きを感知し、投写映像のタテ方向の歪みを自動的に補正するタテ自動台形補正とヨコ方向のゆがみを簡単に補正できるヨコ補正スライド式レバーを装備。「ぱっと置いて画面を見ながら直感的なレバー操作で画面の補正ができる」という。
1.6倍ズームレンズを採用しているため、前後方向に約1.8m幅で設置場所を移動可能。投写画面短辺の15％上へシフトできるタテレンズシフトも備えた。高所で逆さ設置することで、天吊設置と同じように限られたスペースで画像補正せずに大画面を投写できる。投写画面サイズは30～300型。
映像入力端子はHDMIが1系統。出力10Wのスピーカーを内蔵し、ステレオミニの音声出力端子も装備。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBCとaptXを、プロファイルはA2DP、AVRCPをサポートする。
消費電力は310W(明るさ切替「高」時)、スタンバイ時0.3W。騒音レベルは最小28dB。外形寸法は突起部を含めず309×308×107mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約3.8kg。長さ3mの電源コードやリモコンなどが付属する。