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Jabra、聴力強化機能搭載の3-in-1完全ワイヤレス

聴力強化機能を備えた完全ワイヤレスイヤフォン「Jabra Enhance」

GNオーディオジャパンは2月14日、同じくGN傘下のGNヒアリングジャパンと協業して開発した聴力強化機能付き完全ワイヤレスイヤフォン「Jabra Enhance」を発表した。2月25日から直販サイトや各ECサイト、全国の補聴器専門店および補聴器取り扱い眼鏡店で販売する。価格は89,000円(非課税)。カラーはダークグレー。

発売に先駆け、2月14日よりビックカメラ、ビックカメラ・ドットコム、直販サイト「Jabraオンラインストア」で先行予約を開始する。

音楽と通話、聴力強化の3機能を盛り込んだ3-in-1の“小型スマートイヤフォン”。GNグループの技術を結集し、Jabraのワイヤレスイヤフォンが誇る高音質・高い通話品質と、GNヒアリングの専門知識・高度な聴覚向上技術による医療グレードの聴力強化技術をかけ合わせている。適応聴力範囲は軽度難聴。

聴力強化では、人間の聴覚モデルに模したサウンドの再現により、自然な音質が得られる「ワープ コンプレッション」、さまざまな騒音の環境下で快適なリスニングとクリアな音声を提供する「環境連動ノイズリダクション」、ハウリングを抑制し音質を向上させる「自動デジタルフィードバック抑制」、正面から聞こえる音声を超指向性ビームで選別し、聞き分けが非常に難しい環境でも声の鮮明さを確保する「両耳連動ビームフォーミング」の4つの機能を搭載。聞き取りにくい音声をクリアで自然に聞こえやすくする。

初期設定には専用アプリ「Jabra Enhance アプリ」を使用。数分で簡単に完了し、自分にあった聞こえの調節やリスニングモードの変更など、それぞれの聴力やニーズにあわせてカスタマイズできる。リスニングモードは「アダプティブモード」「フォーカスモード」「サラウンドモード」の3種類を切り替えることで、状況に合わせた聞こえを実現する。

なお、アプリは発表時点でiPhone11以降、およびiOS 15にのみ対応。Androidについては「対応を計画中」という。

本体はコンパクトかつスタイリッシュなデザインを採用しているため、着用しても完全ワイヤレスイヤフォンとして違和感のない見た目で「耳元を美しく演出」する。快適さと確実なフィット感も実現しており、日常的に長時間の着用が可能。IP52準拠の防塵防滴仕様。

1回の充電で最長10時間の連続再生が可能。充電ケース併用時は最長30時間。ケースの充電ポートはUSB Type-Cで、ワイヤレス充電には非対応。イヤフォンはBluetooth 5.2準拠で「パワフルなストリーミング音質とクリアな通話・音楽再生を実現する高音質コーデック」を採用している。Jabraの第5世代完全ワイヤレスで「音飛びや音切れを大幅に改善」しているという。

イヤフォンのボタンを押すことで音量調節や通話への応答/終了、マイクミュートなども可能。ケースの外形寸法は70.14×46.81×24.1mm、重さは33.74g。3セット(S/M/L)のシリコン製イヤージェルとUSB Type-Cケーブルが付属する。