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パイオニア、声で操作できる音声ナビやドラレコ搭載の車内デバイス

NP1 車内側

パイオニアは、ドライビングパーソナル音声AIを搭載し、音声によるルート案内や、ドライブレコーダー、Wi-Fiスポット機能などを備えたドライビングパートナー「NP1」を3月2日に発売する。価格は通信+サービス利用料1年分が付いたベーシックプランが65,780円、3年分のバリュープランが93,500円。発売に先駆け、予約受付を開始した。

新開発のモビリティAIプラットフォーム「Piomatix(パイオマティクス)」を初めて採用し、音声だけで操作や検索が行なえるコネクテッドデバイス。通信の常時接続により、常に最新の地図や機能で音声によるルート案内や情報提供が可能。

車外側

本機に話しかけるだけで検索でき、ルート情報や検索結果も音声で案内。助手席で誰かが教えてくれているような分かりやすい案内が受けられるため、ドライバーは視線を前方に集中でき、安全でスムーズな運転が可能だという。

Cerenceの自然対話型音声認識エンジンを採用。ドライビングパーソナル音声AIと組み合わせることで、車に最適化した音声コミュニケーションを実現し、よく行く場所などの自動保存される情報を活用することで、あいまいな表現でもスムーズに目的地を呼び出して設定可能。ルート誘導も、信号や一時停止標識など分かりやすい目印を伝えながら、どのレーンを進み、どの方面に向かうのかを具体的に案内するという。

本体に前方用と車内/後方用の2つのカメラと車室内環境に最適なマイク・スピーカーシステムを搭載。クラウドドライブレコーダー機能を備え、録画映像は、通常時のSDカード保存に加え、衝撃検知時や、ユーザーの音声や手動による操作時にはクラウドにも自動保存する。もしもの時にも録り逃しの心配が無く、スマホで簡単に録画映像を確認できる。

景色や車内の様子など残しておきたい場面を音声だけで撮影・録画できる機能、トラブルになりそうな後方車の接近を通知する「後続車異常接近通知」機能も搭載。別売の駐車監視用電源ケーブルを接続すれば、駐車中に衝撃を検知して録画する「駐車異常通知」機能も利用できる。

車室内をオンライン化するWi-Fiスポット機能も搭載。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を別途契約することで、LTEデータ通信を定額で制限なく利用できる。1日・30日・365日と利用用途・期間に合わせた3つの料金プランを用意しており、専用アプリ「My NP1」から申し込める。

OTA(Over The Air)で新機能を追加・アップデートできる「もっとカーライフ++」を搭載。本体のカメラとマイクを利用し、車外の人と通話できる「ドライブコール」機能や、時間・自車位置・地図・センサーデータの情報を組み合わせ、その時々にドライバーが興味を持つトピックを案内する「ドライブトピック」機能などを備えている。

春にはAmazon Alexaの音声アシスタントも搭載予定。購入後も新機能の追加やアップデートにより、常に最新の地図情報や便利で快適なドライブサポート機能を提供するという。

Pioneer NP1 | NP1 説明動画(フル)