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「シン・秋葉原駅」誕生。バーチャル空間で各キャラお出迎え
2022年3月8日 16:54
(C)TTITk
VRサービスの開発ソリューションを提供するHIKKYは、東日本旅客鉄道(JR東日本)、ジェイアール東日本企画(jeki)とともに、オリジナルのバーチャル空間「Virtual AKIBA World(VAW)」を、3月25日にオープンする。日本を代表する“ヒーロー”4作品による企画「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース(SJHU)」ともコラボし、期間中、バーチャル空間の秋葉原駅を山手線31番目の駅「シン・秋葉原駅」と名付けることも明かされた。
VAWは、世界的なコンテンツ集積地である秋葉原の駅と街をバーチャル上に再現し、スマートフォンから手軽に体験できる空間。リアルさながらに再現された駅空間で、改札を通過したり電車に乗ったり、秋葉原駅周辺を歩くなど、さまざまな体験が可能で、来訪者同士のコミュニケーションも楽しめる。オープンは25日の11時ごろ。利用は無料で、隔週木曜10～15時にメンテナンスが行なわれる。
SJHUは、庵野秀明氏が携わった「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」の4作品がコラボレーションするプロジェクト。シン・秋葉原駅では、バーチャル空間上にVAWオリジナルデザインのグラフィックと各キャラクターが登場し、来場者を出迎える。
このVAWは、HIKKYが独自開発したVRコンテンツ開発エンジン「Vket Cloud」を活用することで、アプリのダウンロード不要でスマートフォンからアクセス可能。駅や車両といったリアルの場から、QRコードなどを介してシームレスにバーチャル空間へ遷移でき、「リアルとバーチャルが融合したかのような感覚を得られる」という。
さらに入場者同士でコミュニケーションができる空間「オフ会ルーム」をVAW内の機能として実装。共通の話題で盛り上がれる仲間とルームを作成したり、オンライン飲み会の代わりにVAWで集合したりといった活用ができる。
今後は日本中央競馬会(JRA)やビームスとも連携を予定しているほか、機能をさらに拡充し、限定入場券をNFTでの配布、来訪者同士の交流の深度化やイベントの活性化も図られる。将来的にはバーチャル空間での買い物体験や、購入した商品を駅で受け取れるといったリアルのサービスとの連動も目指すとのこと。
3月25日から31日までの間、JR秋葉原駅の1F改札内イベントスペースには「VAWゲートウェイ」も登場。中央のLEDパネルにはVAWの期待感を醸成する動画が流れ、横に設置したQRコードブロックからVAWへアクセスできる。
