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明るく、起動も速くなった照明型プロジェクタ「popIn Aladdin 2 Plus」
2022年4月27日 13:00
popInは、プロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin」シリーズの新モデル「popIn Aladdin 2 Plus」を6月末に発売する。価格は109,800円(送料込)。発売に先駆け、直販サイトにて4月27日より1,000台限定の先行予約受付を開始する。先行予約分は2年保証とアクセサリー5,000円オフクーポンの特典付きで5月末出荷予定となっている。
従来機の本体サイズと重量はそのままに、明るさが28%向上し、900ANSIルーメンを実現したほか、オーディオ面ではDolby Digital Plus認証を取得。高速起動モード搭載、Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.0準拠、ストレージ容量が従来機の2倍となる32GBと、6つの要素がアップデートされた。
代表取締役社長の程涛氏は、「“popIn Aladdin 3”を期待していた方も多いかと思いますが、現在の技術や昨今の半導体の事情から、我々が実現したい“3”の完成に至れない」とし、「そこで、12万台の売り上げを達成したpopIn Aladdin 2で見えてきた課題を解決し、究極的に仕上げられるかを考えてpopIn Aladdin 2 Plusを完成させた」とコメントした。
なお、popIn Aladdin 3の構想としては、4K対応や1,000ルーメン以上の明るさの実現を目指しているが、4Kに対応するためにはレンズの重量がネックとなり、シーリングの耐荷重である5kg以下に仕上げるのが難しい。明るさでは、1,000ルーメンはすでに実現できるものの、動作音について、popInが目指す「エアコン以下の音」を達成できない状況にあるのだという。
popIn Aladdin 2 Plusでは、明るさが従来の700ANSIルーメンから900ANSIルーメンに強化。従来機は、寝室における夜間の利用を想定した明るさとしていたが、「昼間も視聴したい」というユーザーの声から明るさを向上。一方で、900ANSIルーメンでは、暗所での視聴時に明るくなりすぎてしまうため、チューニングを施し、目に優しい明るさに仕上げたとしている。
スピーカーは従来通り、ハーマンカードンのスピーカーを搭載。実用最大出力は8W+8W。今回、Dolby Digital Plusの認証を取得した。
新搭載した高速起動モードは待機状態モードから7秒で起動するというもの。従来機では28秒ほどかかっていた起動時間を短縮した。なお、電源オフからの起動は従来機とほぼ変わらないという。
今回アップデートされた6つの要素以外は、シーリングライト部の性能含め全てpopIn Aladdin 2と同等の機能を装備。ライトの明るさ・色味はそれぞれ100段階調整できる。
投射方式はDLP。光源はRGB LED。投射映像の解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。投影調整範囲は上下可動域0~32度、台形補正は水平40度、垂直40度。外形寸法は476×145mm(直径×高さ)。重量は4.9kg。
そのほか、新アプリ「おうちカラオケ powered by 歌っちゃ王」が4月26日より配信開始。従来機でも利用できる。2021年12月に発売されたAladdin Micに対応したもので、5月8日までのゴールデンウィーク中は無料で楽しめる。以降は月額500円で歌い放題、無課金でも1日1曲歌唱できる。
また、ホーム画面をアップデート。「配信イベント開催後に、イベントがあったことを知らなかったpopIn Aladdinユーザーが多数いた」とし、イベント情報や搭載機能の周知などを目的に、お知らせ機能を新搭載。なお、設定から非表示にすることもできる。