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「トップガン マーヴェリック」プレミア開催。トム「日本にも行くよ」
2022年5月6日 12:10
5月27日より上映のトム・クルーズ主演映画「トップガン マーヴェリック」。全世界公開に先駆け、米国サンディエゴで5月4日(現地時間)に行なわれたグローバルプレミアのレポートが到着した。トムは「非常に面白い挑戦だった」と撮影を振り返りつつ、「もちろん日本にも行くよ! 行くのが楽しみで待ちきれない」と、プロモーションで来日することも明かした。
グローバルプレミアが開かれたのは、1986年公開の「トップガン」、そして36年ぶりの続編「トップガン マーヴェリック」の舞台となったアメリカ・サンディエゴ。
雲一つない快晴となった「トップガン」の聖地・サンディエゴのプレミア会場には、何台もの戦闘機やヘリコプターが並び、巨大な軍艦もすぐそばに停泊。そして海岸線に沿うように引かれた壮大なレッドカーペットには、ティアドロップ型のサングラスやMA-1などを着用しトップガン愛を全身で表現した多くのファンが集結した。
熱気に満ちた会場には、ジェニファー・コネリー、マイルズ・テラー、グレン・パウエルら俳優陣と、ジョセフ・コシンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー(プロデューサー)、クリストファー・マッカリー(脚本)らスタッフ陣、本作に集った面々が晴れ晴れとした表情で姿を現し、世界中から駆け付けた約100ほどのメディア・報道陣の取材に精力的に応えた。
その後、澄み切った青空のむこうからプロペラの轟音が鳴り響く。キャスト、スタッフらが笑顔で見守り出迎えるなか、映画のロゴがあしらわれた“トップガン仕様”のヘリコプターがカーペットのすぐそばに着陸。「Top Gun Anthem」のミュージックが荘厳に響き渡るなか、トップガンを象徴するサングラスを着用して姿を現したのが“マーヴェリック”を演じるトム・クルーズ。
トム・クルーズ主演映画のプレミアが開催されるのは、2018年7月に日本で開催された「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のジャパンプレミアなどから約4年ぶり。さらにトム自身がもっとも想い入れの深いタイトルでもある「トップガン」続編がお披露目を迎えたとあって、「本当に最高だね。キャストや監督たちとも話していたんだけど、何年もロックダウンした中で映画の撮影を続けてきたけど、こうしてファンの皆と合えて皆の顔が見られるなんて、この場に立てて光栄だ」と時折胸をいっぱいにした様子も見せながら、喜びをかみしめてコメント。
「過酷な訓練に次ぐ訓練だった! でも訓練だけではなく、若いキャストたちには映画作りについて学んで欲しかったんだ。世界を旅して異文化に触れ、たくさんの異なる領域で常に努力して自分を高め、誰かの人生を生きてどう感じるか、映画製作を通じていつも学べる。僕も駆け出しのころは映画が大好きで、作りながら学べたし、彼らにもそれを経験して欲しかった。何事も成し遂げるには覚悟と努力が必要で、それが僕の映画作りにとって大切で楽しい時間であり、すべては観客に楽しんでもらうため、それが重要だ。すごく悩んだけれど、考えるようにしたのは、『トップガン マーヴェリック』が、ビジュアルの上でも物語の上でも1作目と同じ世界観で、かつ現代に続いているものとして捉えられるかどうか。非常に面白い挑戦だったよ」と撮影を振り返りながら、教官としてトップガンに帰還するマーヴェリックの役柄とも通ずる心境も明かした。
この日も以前と全く変わらず、たっぷり時間をかけて丁寧に、ファンサービスとメディアのインタビューを欠かさない、トムらしい姿勢を貫き会場を盛り上げた。
組織に縛られない孤高なマーヴェリックを支えるソウルメイトのヒロイン・ペニーを演じるアカデミー賞女優ジェニファー・コネリーは、ルイ・ヴィトンの煌びやかなゴールドのタートルネックドレスで登場し、「素晴らしい俳優で、現場でも優しく、仕事に対する姿勢は熱心でストイック。皆に働きやすい環境を作ってくれた」とトムとの共演について語った。
前作で悲しい死を遂げたマーヴェリックの親友グースの息子“ルースター”という、この作品のカギを握る重要な役柄を演じたマイルズ・テラーは「1作目のグースはあまりに印象深く、その息子を演じられるなんてワクワクしました。前作からかなり経っているので、自分なりの解釈で(ルースターを)演じられて、それが楽しかった」と、今作の物語の大きな鍵を握るルースターの役作りについて語った。
そして、「オブリビオン」以来のトムとのタッグとなったジョセフ・コシンスキー監督は「(トムは)映画に対する情熱が凄い。ベスト・オブ・ザ・ベストのエンターテイメントを作ろうと限界に挑戦している。トムの作品では、他の作品で出来ないことが出来る」と、トムの映画制作に対する姿勢を称賛した。
今回のプレミアイベントでは、日本のファンに嬉しいサプライズも発表。トムが日本の取材カメラに向かって「(この作品で)もちろん日本にも行くよ! 行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と本作のプロモーションで来日することを明かした。
トムの来日は5月下旬を予定。前述の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」以来、約4年ぶり通算24回目となり、前作でもタッグを組んだプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに来日する予定。
あらすじ
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇る、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。
なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか?
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