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日清紡マイクロデバイス、超低歪・超低雑音のオペアンプ「NJM8830」

左から DFN8-W1(ESON8-W1)パッケージ(3.0×3.0×0.7mm)、HSOP8-M1パッケージ(5.2×6.2×1.55mm)

新日本無線とリコー電子デバイスが統合した新会社の日清紡マイクロデバイスは、超低歪、超低雑音のオーディオ用オペアンプ「NJM8830」の生産を7月より開始する。

2回路入りで、超低歪、超低雑音、広利得帯域幅積、高スルーレート、高出力電流、出力フルスイング、小型パッケージといった特長を持ち、高音質化、高性能化、小型化を要求されるオーディオ機器に最適という。

全高調波歪率は0.000012%で、同社従来製品比トップクラスの性能を実現。高音質化、高性能化に貢献するという。入力換算雑音電圧は2.5nV/√Hz。±100mAの高出力電流も実現し、ヘッドフォンも駆動できる。

同じオーディオ用オペアンプの「NJM8801E(6.0×5.0mm)」と比較して面積を約70%削減(3.0×3.0mm)。ポータブルオーディオ機器や高密度実装が要求される機器に最適とのこと。