ニュース

Noble Audio、「KUBLAI KHAN」「KADENCE」「JADE」発売日は7月29日

「KUBLAI KHAN」

エミライは、Noble AudioのユニバーサルIEM新製品、骨伝導ドライバーを追加搭載したフラッグシップ「KUBLAI KHAN」、Sonion製とKnowles製の異なるバランスド・アーマチュア(BA)を搭載した「KADENCE」、ハイブリッド型「JADE」3機種の発売日を、7月29日に決定した。価格はオープンプライス、店頭予想価格はKUBLAI KHANが396,000円前後、KADENCEが242,000円前後、JADEが179,300円前後。

各モデルの詳細な仕様は、既報の通り。

KUBLAI KHAN

ベストセラーとなった前作「KHAN」に骨伝導ドライバーを追加し、「4種の異なるドライバーを駆使して更なるワイドレンジ再生を目指した」という同ブランドの新フラッグシップ。低域用に骨伝導ドライバー×1基と10mm径のダイナミックドライバー×1基、中高域用にKnowles製BAドライバー×4基、超広域用にピエゾ・スーパーツイーター×1基の計7ドライバーを搭載し、Noble Audio初となるクアッドレベル・ハイブリッド・テクノロジーを採用した。

「KUBLAI KHAN」のドライバー構成

KADENCE

「KADENCE」

KUBLAI KHANのように、従来製品でも採用例が多いKnowles製BAドライバーに加え、デンマークのSonion製BAドライバーも搭載した、Noble Audio初のハイブリッドBAドライバー構成。Sonion製BAドライバーの中でも特に低域に定評のあるドライバーを採用し、Knowles製のものと組み合わせることで「よりハイエンドモデルとしての完成度が格段と上がり、Noble Audio創業者”Wizard”ことジョン・モールトン氏は、狙っていた音を正確に実現することに成功した」とのこと。搭載ドライバーは合計8基。

「KADENCE」のドライバー構成

JADE

「JADE」

音楽制作者の意図を忠実に再現し、モニター・タイプの音質を追求した「Noble Audioハイブリッド構成ユニバーサルIEMの新たなスタンダード」と位置づける。ドライバーは計5基で、構成はリファレンスタイプの音質を実現するために選定されたというBAドライバー×4基と、カスタムメイドの10mm計ダイナミックドライバー×1基。ダイナミックドライバーはダブルマグネット構造のコンポジット素材で構成され、「非常にまとまりのある音質を実現している」という。ジョン・モールトン氏は既発のハイブリッド型IEM「TUX5」よりも、低域ではさらなる力強さ、中域・高域ではさらなる明瞭さを実現できたとしている。

「JADE」のドライバー構成