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「AIRPULSE A100」にレギュラー・フィニッシュモデル

「A100 HD MONITOR」

ユキムは、AIRPULSEブランドのDAC内蔵アクティブスピーカー「A100 HD MONITOR」を、9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は121,000円前後。

高性能を誇るエレクトロニクスとドライバーユニットはそのままに、A80同様のレギュラー・フィニッシュでデザインしたA100シンプリシティ・バージョン。筐体はブラック/チェリーのツートン・カラー。

ドライバーには、硬質アルマイト処理を施した12.7mm径アルミニウム合金コーン振動板を採用。高磁束を提供するネオジウム・マグネットをエンジンとした強力な磁気回路により、同クラスでは例を見ない35mm径アルミ・ボイスコイルを駆動させ、「大型ボイスコイルは動作温度が低いためパワーロスが少なく、音楽をリアルにそしてよりダイナミックに表現する」とのこと。

高域再生用には、ホーンロード型のリボンツイーターを搭載。強力なネオジウム・マグネットでドライブするアルミニウム・リボン・ダイヤフラムは、ワイドレンジで高感度、優れた過渡応答と解像度を実現した。綿密に計算したというホーン形状がリスナーに最適な高周波情報を生成し、反射による影響も最小限に抑制している。再生周波数特性は52Hz~40kHz。

増幅段には、Texas Instrument製の「TAS5754 Class-Dアンプ」を2個搭載し、ウーファーとツイーター専用にブリッジモードで接続。同デバイスは、高入力サンプルレートのサポートと高出力PWMキャリア周波数を組み合わせた数少ないD級アンプの1つとのこと。

最大192kHzまでの音声入力をサポート。768kHz出力PMWキャリア周波数というスペックは、高感度リボン・ツイーターの駆動にも適するという。アンプ出力は、ウーファーが40W×2、ツイーターが10W×2。

エンクロージャーは25mm厚フロント・バッフルと18mm厚高強度MDFで製作。内部にプロ仕様の波状吸音材が貼り込まれ、背面には風切り音を最小限に抑えるためにデザインされた楕円形バスレフ・ポートも備える。

Bluetoothオーディオレシーバーには、aptX HDをサポートするQualcomm製「QCC3031」チップセットを採用。入力端子はUSB、光デジタル、アナログRCA/PC。サブウーファー出力も備える。

リアパネルには、Treble/Bass専用の調整ダイアルが備えられており、それぞれ±3dBの範囲で調整ができる。内部配線にはトランスペアレント製のケーブルを採用。圧着端子を使わず、ハンダ直付けされている。

外形寸法は160×283×255mm(幅×奥行き×高さ)、重さは5.5kg/1本。リモコンや電源ケーブル、左右スピーカー接続ケーブル、ウレタン製アングルベースなどが付属する。