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JBL、外部音取り込み&アプリ対応のスポーツ向け完全ワイヤレス

「JBL ENDURANCE PEAK 3」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより、激しい動きでも外れにくいデザインでスポーツシーンで活躍するという完全ワイヤレスイヤフォン「JBL ENDURANCE PEAK 3」を、9月16日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は15,400円。カラーはブラック、ブルー、ホワイト、コーラルの4色。

スポーツシーンに特化した仕様と機能を備えた「ENDURANCE」シリーズの最新モデルで、2021年に発売した「JBL ENDURANCE PEAKII」をさらに進化させ、スポーツ中のより多くのニーズに応えられるようにした。

シリーズ最大の特徴であるJBL独自設計のイヤーフック型(耳掛け式)デザインを継承し、ランニングやワークアウトなど激しい動きでも外れにくさを実現した。フック部分は前モデルと比べ、よりしなやかでフレキシブルな設計となり、個々の耳に合わせた形状調整がしやすいだけでなく、長時間の着用でも耳が痛くなりにくい仕様となった。

しなやかさが増したことで、本体とフック部分がマグネットにより引き合うことで電源のオン/オフができる「パワーフック」機能も、さらに使用しやすくなったという。そのほか、耳から抜け落ちにくい「ツイストロック構造」や人間工学に基づく研究から開発した「フレックスソフト」イヤーチップも引き続き採用し、しっかりとした装着感と高密閉性も確保している。

ホワイト
ブルー

さらに、必要なときに外音を取り込める「アンビエントアウェア」機能を初搭載。近づく車の音などを確認でき、外でのトレーニングでも安全に使用できる。声の周波数のみ拾うことで付けたままでも快適に会話ができる「トークスルー」機能も搭載。その場の状況に応じて必要なモードに切り替えられることで「高い装着感と合わせ、トレーニング中の着脱ストレスを極限まで低減させた」とする。

オンラインレッスン時など、トレーナーとのやりとりに欠かせない通話性能では、左右合計4つのマイクでクリアな音声を拾うだけでなく、こちらも初搭載の「ボイスアウェア」機能により、自分の声と周囲の音量を調整し、イヤフォンを通して自分の声を聴くこともできるため、双方向に快適で質の高いコミュニケーションが可能となった。片耳で使用可能な「デュアルコネクト」機能により、片側をケースにしまったままでも、音楽再生や通話ができる。

ブラック
コーラル

イヤフォン本体をなぞるだけで音楽再生など直感的な操作ができる「タッチコントロール」機能はそのままに、このモデルからJBL専用アプリ「JBL Headphones」に対応。フィット感や音質など、自分好みのイヤフォンとしてパーソナライズできるようになった。

搭載ドライバー口径は10mm。Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBCとAACをサポートする。連続再生時間はイヤフォン単体約10時間、ケース併用で約50時間と、前モデルより20時間伸長している。約10分の充電で1時間使用できる急速充電にも対応。

Googleのペアリング技術「Google Fast Pair」対応で、Android端末の場合、初回に接続設定が完了すれば、以降はイヤフォンを端末に近づけるだけで、画面に通知が現れ、それをタップするだけでペアリングが完了する。イヤフォンはIP68の防水・防塵仕様の上、45度までの耐熱性能も追加された。

重さはイヤフォン片側約12.5g(イヤーチップ、エンハンサー装着時)、ケースが約76g。充電用ケーブル(USB Type-C)、イヤーチップ3サイズ(S/M/L)などが付属する。