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アイ・オー、BenQが360Hz対応モニタ展示、AZLAの寝ホンも。東京ゲームショウ

「LCD-GC251RXAB」

9月15日に幕張メッセで東京ゲームショウ2022が開幕した。ここでは会場に展示されているゲーミングモニターやゲーミングヘッドフォンをレポートする。

アイ・オー・データ機器

アイ・オー・データ機器は「ゲームリゾート」をテーマとしてブースを出展。GigaCrystaブランドより、360Hz駆動に対応した24.5型のフルHDゲーミングモニター「LCD-GC251RXAB」と、160Hz駆動の27型4Kゲーミングモニター「LCD-GCU271HXAB」、165Hz駆動の27型WQHDゲーミングモニター「LCD-GCQ271HX」を参考出展している。今冬発売予定で、LCD-GC251RXABは実売10万円前後、LCD-GCU271HXABは実売11万円前後を想定しているとのこと。

「LCD-GCQ271HX」

24.5型のLCD-GC251RXABと27型WQHDのLCD-GCQ271HXはフレーム間で黒を挿入して残像を低減させる新機能の「黒挿入機能」を搭載。

「LCD-GCU271HXAB」
背面のロゴ部分に加え側面にもライティング機能が設けられた

27型4KのLCD-GCU271HXABは、背面ライティングにスリットLED機能を搭載している。従来、GigaCrystaディスプレイではロゴ部分にのみライティング機能が備えられていたが、側面にもLEDが設けられた。イティングパターンやカラーを好みにカスタマイズすることもできる。

ベンキュージャパン

ベンキュージャパンブース
「EX480UZ」

ベンキュージャパンブースでは、MOBIUZブランドより、有機ELパネルを採用した48型ゲーミングモニター「EX480UZ」、シリーズ初の240Hz駆動を実現した27型ゲーミングモニター「EX270QM/EX270M」を展示。さらにZOWIEブランドでは360Hz駆動に対応したゲーミングモニター「XL2566K」も展示している。価格はいずれもオープンプライスで、10月移行順次発売。

有機ELパネルを採用したことで薄型化も果たしている

EX480UZは、MOBIUZ初の有機ELパネル採用モデル。パネル解像度は4K、リフレッシュレートは120Hzで、応答速度は0.1ms(GTG)を実現しており、滑らかな表示が可能。さらにBenQ独自のHDRi技術により鮮明な映像表示と、2.1ch treVoloスピーカーによって「ゲーム体験に究極の没入感をもたらす」という。スピーカー出力は5W×2+10W。HDMI 2.1入力にも対応した。

「EX270QM」

EX270QM/EX270Mは、ノングレアIPSパネルを採用したゲーミングモニターで「画質、音質と滑らかな映像の全てに妥協したくないゲーマーにオススメ」という。

解像度はEX270QMがWQHD、EX270MがフルHD。240Hzの高速リフレッシュレートに加え、応答速度1ms(MPRT/GTG)による滑らかな映像表示とHDRiによる鮮やかな映像表現、2.1ch treVoloスピーカー(2W×2+5Wウーファー)による高音質も楽しめる。

「XL2566K」

ZOWIEブランドのXL2566Kは、ブランド初の360Hzリフレッシュレートに対応した24.5型ゲーミングモニター。TNパネルを採用している。

360Hzリフレッシュレートをさらに滑らかに描写するDynamic Accuracy+や、暗いシーンの視認性を高めるBlack eQualizer、カラーセッティングやトーンを調整して、ゲーム内での敵ターゲットを識別するColor Vibranceなど、「戦いを有利に進めることができる機能」を備えている。さらにXL-Kシリーズで設定したゲームモードをプロファイルとして送信、共有することが可能なXL Setting to Share機能にも対応。

4LED光源の4Kゲーミングプロジェクター「X3000i」

そのほかベンキュージャパンブースでは、4LED光源の4Kゲーミングプロジェクター「X3000i」なども展示している。

アユート

「ASE-500」

アユートブースでは、事前に予告していたAZLAブランドの新製品で「AZLA史上最高の寝ホン」をスローガンに掲げたフル・シリコン構成イヤフォン「ASE-500」を展示している。カラー展開はWhite、Black、Pink、Sky Blue。

「ASE-500」
PS5のほか、さまざまな機器で利用可能

シリコンで作られたイヤフォンで「もちっとした装着感と幅広い互換性」が特徴。長時間使っても疲れづらく、横になって使用する場合にも快適という。イヤーピースは医療シリコンを使った「SednaEarfit MAX」が付属する。

付属DACケーブル
付属のシリコン製ケース

5.7mm径のダイナミック型ドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz~20kHz、感度は96dB SPL/mW。プラグ形状は3.5mmステレオミニだがUSB Type-C DACケーブル、Lightning DACケーブル、USB-A変換アダプタなどが付属する。付属ポーチもシリコン製。

アユートブースではSednaEarfitシリーズのイヤーピース販売も実施中

ブースでは、SednaEarfitシリーズのイヤーピース販売も行なっている。

スティールシリーズジャパン

スティールシリーズジャパンブース

スティールシリーズジャパンブースでは、15日に発表したばかりのArctis Novaシリーズのゲーミングヘッドフォン「Arctis Nova1/3/7」などを展示している。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はArctis Nova 1が9,540円前後、Arctis Nova 3が13,720円前後、Arctis Nova 7が27,250円前後。

「Arctis Nova 1」

カラー展開はArctis Nova 1がブラックとホワイト、Arctis Nova3/7はブラックのみ。

シリーズ共通の特徴としてフルカスタムの40mm口径ドライバーを採用。独自ソフトウェア「Sonar」を使用することで360度空間オーディオも体感できる。再生周波数帯域はいずれも20Hz~22kHz。インピーダンスは36Ω。

双方向性マイクを採用し、外部音声をモニタリングしながらノイズを除去。ユーザーの声だけを相手に届けることができる。またArctis Nova 3/7のみAIノイズキャンセリング機能も搭載。専用ソフト「Sonar」のAIアルゴリズムによりバックグラウンドの音を低減し、クリアな会話を実現する。

発表された3モデルの最大の違いは接続方式で、Arctis Nova 1は3.5mmケーブル接続。PCやコンソール機、スマートフォンなどと簡単に接続できる。

唯一ライティング機能を備えた「Arctis Nova 3」

Arctis Nova 3は、USB接続モデルで、USB-C to USB-Cケーブル、USB-C to USB-Aケーブル、USB-C to 3.5mmケーブルが付属。接続機器に合わせて変更できる。また、今回の3モデルのうち、唯一RGBライトを搭載する。

「Arctis Nova 7」

Arctis Nova 7はワイヤレスモデルで、付属の2.4GHzドングル(USB-C)とBluetoothのデュアル接続が可能。ドングル経由でPS5やNintendo Switchのゲーム音を聴きながら、Bluetooth接続したPC/スマートフォンでボイスチャットを利用できる。

連続使用時間は最大38時間。充電にはUSB-Cを使用し、15分の充電で6時間使える急速充電にも対応した。