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LG、ゲーミング向け47.5型4K有機ELモニター。非光沢&応答速度0.1ms
2022年7月29日 19:00
LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングモニターの新モデルとして、4K有機ELパネルを採用した47.5型「48GQ900-B」を、8月中旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後。
あらゆるジャンルのゲームを快適にプレイすべく、高速表示かつ高画質の機能を備えた“勝つ”ためのゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズの新製品。チューナーは搭載しない。
バックライトを使用せず、画素の一つ一つが自ら発光する有機ELパネルを採用。限りなく完全に近い黒の再現性によって、新次元のゲーム体験を提供するという。また応答速度0.1ms(GTG)の高速表示に加え、アンチグレアの画面によって光の反射を抑えることで、ゲーミングにおいて敵の動きもより見やすい仕様とした。
パネル解像度は4K/3,840×2,160ドット。輝度は330cd/m2で、ピーク時は480cd/m2。コントラスト比は150万:1。表示色は約10.7億色で、DCI-P3カバー率は99%。上下左右の視野角は178度。
コンソールゲーム接続においては、HDMI2.0に比べ2.5倍の帯域幅を持つHDMI2.1に対応。最大4K/120Hzの非圧縮データを色合いそのままに転送できるため、より滑らかな動き、鮮やかな色彩、高解像度の映像を楽しむことができるという。
また、40W(20W+20W)のステレオスピーカーを搭載しており、スピーカーやサウンドバーを別途用意しなくても、壮大なサウンドを実現できるのも特徴。
120Hz(オーバークロック138Hz)の高リフレッシュレートに対応。1秒間に表示できるフレーム数が多いため、動いている敵を素早く視認でき、画面上での動作もなめらかに表現する。
また、HDMI2.1規格のひとつで、可変リフレッシュレート(VRR)にも対応。AMD FreeSync Premiumテクノロジー、NVIDIA G-SYNC Compatibleにも対応しており、ティアリングやスタッタリングのない自然な映像のゲーム体験を提供する。
遅延を最小限に抑える「DASモード」を搭載。暗くて見えにくい部分を認識し、明るく映し出すことが可能。また、闇に潜むターゲットを見つけやすくする「ブラックスタビライザー」など、ゲームに特化した機能も備えた。
ヘッドフォン出力は4極ミニプラグになっており、マイク入力にも対応。ヘッドセットでボイスチャットも行なえる。また、ヘッドフォンでも立体的な音響を実現する「DTS Headphone:X」に対応。ヘッドフォンやイヤフォンで、臨場感あふれる立体的音響を楽しめるという。
インターフェイスは、HDMI2.1入力×3、DisplayPort1.4入力×1、4極ステレオミニのヘッドフォン出力+マイク入力×1のほか、USB3.0アップストリーム×1、USB3.0ダウンストリーム×2を用意。OSDジョイスティックのほか、デスクに置いたままでも操作できるリモコンも付属する。壁掛けは、300×200mmに対応。
消費電力は175Wで、最大253W。スタンドを含む外形寸法は、1,071×185×660mm(幅×奥行き×高さ)。重量は16.8kg。