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JBL、2ウェイにパワーアップした光るBluetoothスピーカー「PULSE 5」

PULSE 5

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより、音楽に合わせて側面のLEDが発光するワイヤレススピーカー「PULSE 5」を10月7日より発売する。カラーはブラックのみ。価格はオープンプライスで、直販価格は35,200円。

2020年6月に発売された「PULSE 4」の後継機。上向きの配置されたドライバーユニットによる、360度全方位に拡がる音はそのままに、新たに高域用のツイーターを同軸状に装備し2ウェイ構成に進化。底面に備えるパッシブラジエーターは15%大きくなったほか、アンプ自体も前モデルの20Wから30W(ウーファー)+10W(ツイーター)に大幅パワーアップし、「一段上のスケール感を体感できる」とする。

PULSE 5の内部
筒状パーツの上部にウーファーとツイーターが同軸状に搭載されている。側面の四角いものがLED。底面はパッシブラジエーター

PULSEシリーズの特徴である側面のLEDは、従来比15%増の149基装備。より彩りを放つイルミネーションを楽しめるようになった。また、底面にもLEDを新搭載し、接地面に反射する間接的な光が独特の浮遊感を演出するという。LEDによる光は50fpsでなめらかに変化し、音楽にシンクロして視覚化することで、新しい視聴体験を提供するとしている。

“波”、“虫の声”、“焚き火”、“森”、“せせらぎ”の5種類の環境音モードを搭載。屋内外問わず、音楽を再生していないときでも、豊かな自然を感じられるリラックスした空間を演出できる。

専用アプリ「JBL Portable アプリ」では、ライティングカラーやパターン、環境音モード、音質を気分に合わせて細かくカスタマイズ可能となっている。ライティングカラーは、65,351色のカラーパレットから選択でき、6つのグループ、26のエフェクトから光り方を調整できる。

アプリからカラーモードなどが設定できる

Bluetooth 5.3準拠でプロファイルはA2DP、AVRCPをサポート。コーデックはSBCのみ対応する。アップデートでLE Audioにも対応する予定。

対応スピーカー複数台を同時接続し、一斉に音楽再生できる「JBL PARTYBOOST」機能も搭載。それぞれの本体にある「PARTYBOOST」ボタンを押すだけでペアリングでき、アプリを使用すればステレオモードとパーティーモードの切り替えや、左右チャンネルの入れ替えなども行なえる。

展示会ではこの「PARTYBOOST」を使用し、172個のPULSE 5を一斉に再生させた展示も行なわれていた。

最大連続再生時間は約12時間。充電時間は約4時間。周波数特性は58Hz~20kHz。キッチンやバスルーム、アウトドアでも使えるIP67相当の防塵・防水に対応している。

外形寸法は107×131×214mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.47kg。USB-Cケーブルなどが付属する。