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Qobuz×e-onkyo、ハイレゾ配信サービスを開始へ。再生アプリ開発も

ハイレゾ音楽配信サイト「e-onkyo music」を運営するXandrie Japanは28日、Qobuzとe-onkyo musicの今後のサービス展開に関し、ハイレゾ配信サービスを準備していると明らかにした。新しいプレーヤーアプリも開発しているという。

Qobuzは、2007年にフランスで設立された企業で、現在は全世界25カ国でハイレゾ音楽配信およびダウンロードサービスを提供中。昨年10月には、e-onkyo musicとの事業提携を発表していた。現在両社は、互いのプラットフォームの最大の強みを融合することで、 時代とともに変化する市場のニーズに応え、“ハイレベルな音楽ファンの高い要求をかなえる新たなサービス”を提供できるよう準備を進めているという。

その第一弾として、様々な情報へのアクセスのしやすさを重視するなどユーザーエクスペリエンス向上を目指し、新しいプレイヤーアプリを開発。同アプリを中心としたエコシステムの構築に力を注いでいるとのこと。

また、エディトリアル・コンテンツの大幅に拡充も準備中。17年に渡るe-onkyo musicにおけるハイレゾ音楽配信実績、アーティスト、レーベルとの深い信頼関係に加え、Qobuzのグローバルな展開力を活かしたインタビュー記事や特集記事などを増やす。

さらに、e-onkyo musicでのハイレゾ楽曲ダウンロードサービスに加え、Qobuzの8,000万曲以上ものハイレゾあるいはCDクオリティの楽曲をストリーミングで楽しめる新たなサービスを開始する予定という。なお、具体的な時期は未定。

Qobuz 副CEO:Georges Fornay氏のコメント

私たちにとって何よりも重要なことは、Qobuzの専門的な技術力と編集能力とを現場に導入しながらも、e-onkyo musicの資質や強みをすべて確実に維持し、継続することです。 コンシューマーの皆様が期待するものに少しでも近い、拡充されたエクスペリエンスを日本のマーケットに提供したいのです。音質に一切の妥協がなく、誰もがありとあらゆるスタイルの音楽を、好きなように、好きなときに、そして好きな場所で楽しめるようなサービスを提供することを目指しています。

Qobuzでは、オーディオマニアあるいはコレクター、はたまた純粋な音楽ファンであるかを問わず、すべての音楽愛好家が訪れ、自由に惜しみなく音楽を見つけ、体感し、学び、集め、作成し、そして共有できる、まさにプレミアムな環境を作り出すことを通して、音楽との純然たる結びつきをさらに育むことに、全力を注いでいます。