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12月上陸ハイレゾ配信「Qobuz」料金プラン詳細発表。公式サイトオープン

「Studio」プランの場合

12月に日本でのサービス開始を予定しているハイレゾ音楽配信「Qobuz(コバズ)」が、公式サイトをオープン。料金プランの詳細が明らかになった。「Studio」(月額1,280円~)と「Sublime」(月額1,580円~)という大きく分けて2つのプランを用意しており、Sublimeではストリーミングに加え、ハイレゾ音源ファイルを購入する際に60%まで割り引きしてくれる。

また、StudioとSublimeそれぞれにおいても、アカウント数で金額が異なる。Studioの場合、1アカウントの「ソロ」が月額1,280円(年額一括払いの場合)、1,480円(月額課金の場合)。2アカウントの「デュオ」は同月額1,680円/1,980円、6アカウントの「ファミリー」は同月額2,080円/2,480円となる。Studioは、いずれのアカウント数でも1カ月間は無料で試用可能。Sublimeの価格は下記の通り。

  • Studioソロ
    1カウント/年額一括払いでは月額1,280円(年額15,360円)、月額課金では月額1,480円
  • Studioデュオ
    2カウント/年額一括払いでは月額1,680円(年額20,160円)、月額課金では月額1,980円
  • Studioファミリー
    6カウント/年額一括払いでは月額2,080円(年額24,960円)、月額課金では月額2,480円
  • Sublimeソロ
    1カウント/年額一括払いでは月額1,580円(年額18,960円)
  • Sublimeデュオ
    2カウント/年額一括払いでは月額2,080円(年額24,960円)
  • Sublimeファミリー
    6カウント/年額一括払いでは月額2,580円(年額30,960円)
「Sublime」の場合

StudioとSublimeのどちらも、ストリーミング配信のクオリティはFLAC 最大192kHz/24bitのデータで共通。24万枚以上のアルバムをハイレゾ音質で提供し、このカタログのコレクションは、新しいリリースやリイシューが追加され、常に拡大するという。ロスレスCD音質では、1億曲以上の楽曲を提供する。

なお、音楽のダウンロード購入をするためにサブスクリプションサービスに契約する必要はない。 しかし、Sublimeプランのサブスクリプションでは、ハイレゾ楽曲/アルバムの購入時に割引を受けられ、ストリーミングサービスも利用できる。

デバイスはWindows、macOS、iOS、Androidデバイスに対応。WindowsとmacOS用には再生アプリと楽曲のダウンローダーを用意。Webブラウザから再生する事もできる。モバイルアプリはiOS/Android用を用意。

さらに、オーディオ機器でも多くの製品が対応予定。公式サイトでは、JBL、Astell&Kern、Atoll、AudioQuest、Audioengine、Audirvana、Aurender、Ayre、Bang & Olufsen、Bluesound、Bowers & Wilkins、Devialet、Esoteric、Focal、LINN、Lumin、ラックスマン、マークレビンソン、Roon、ONKYO、パイオニア、Mytek、Sonos、ヤマハ、iFi Audioなどのブランド名が紹介されている。

2007年にフランスで設立されたQobuzは、世界で初めてハイレゾ音源のストリーミングとダウンロードのサービスを実施。現在は欧州、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中南米およびメキシコ、カナダなど、全世界25カ国でサービスを提供。

日本ではXandrie Japanが提供。2005年からサービスを開始しているe-onkyo musicとQobuzが統合するカタチとなり、「日本市場を熟知したe-onkyo musicのノウハウは、最先端のサービスを展開し豊富な楽曲を持ち世界的にサービスを展開するQobuzに受け継がれ、お客様に新たな音楽体験をお届けする」としている。

さらに、アルバムレビューやアーティストのバイオグラフィー、デジタルブックレット、インタビュー、音楽ニュースなども提供。「オーディオ機器の試聴レヴューやQobuzを高音質でお楽しみいただく方法など、オーディオに関する記事も積極的に紹介する」という。