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SteelSeries初ゲーミングスピーカー、小型「Arena 3」約2万円。5.1chモデルも
2023年1月26日 17:00
SteelSeriesは、同社初のゲーミングスピーカー3モデルを発表した。価格は、2chでコンパクトな「Arena 3」が19,990円、サブウーファー付きで2.1chの「Arena 7」が43,970円、5.1chの「Arena 9」が80,270円。PCとの有線接続だけでなく、Bluetooth受信も可能。
いずれのモデルもBluetoothスピーカーとして使え、スマートフォンやタブレットのサウンドもワイヤレスで再生可能。
すべての音域で調整が可能というPC用独自ソフトウェア「SONAR」を用意。「音楽も映画もゲームもこれひとつで最高のサウンドを体験できる」という。
Arena 3
省スペースな2chスピーカー。「一般的なPC用スピーカーと比べ圧倒的に大きい」という4インチのフルレンジユニットを搭載、「ゲームサウンドの澄み切った高音、生き生きとした中音、パワフルな低音を忠実に再現」するという。サブウーファーは付属していないが、低音を増強するため、ユニットの上部にバスレフポートを備えている。
可変可能なスピーカースタンドを採用し、ベストなリスニングポジションをキープできる。
背面に有線ヘッドセット接続用端子を装備。本体のコントロールスイッチ1つで簡単に切り替えできる。入力は3.5mmのステレオミニと、Bluetooth受信のみ。
Arena 7
サブウーファー付きの2.1chタイプ。サテライトスピーカーはArena 3のものより少し大きく、4インチドライバーとツイーターの2ウェイとなっている。
付属のサブウーファーには、ダウンファイアリングタイプの6.5インチユニットを搭載。アクティブタイプのサブウーファーで、「低音域を正確かつ迫力のあるサウンドを表現する」という。
入力は3.5mmのステレオミニ、Bluetooth受信に加え、USB-CのUSB(2.1ch)接続、光デジタル入出力にも対応。画面上のアクションや音楽に反応する1,680万色のRGBイルミネーション機能も備えている。
Arena 9
Arena 7の機能も全て網羅しつつ、サテライトスピーカーを4基、センターを1基、サブウーファー1基で構成するシステム。5.1chサラウンドに対応する。
なお、リアスピーカーの左右は有線だが、リアスピーカーとサブウーファーはワイヤレス接続となる。
入力は3.5mmのステレオミニ、Bluetooth受信、USB-CのUSB(2.1/5.1ch)接続、光デジタル入出力を装備。1,680万色のRGBイルミネーション機能も備えている。
OLEDコントロールポッドが付属し、直接画面上で様々な設定が可能。音量調整、ミュートに加え、入力信号の5.1アップミックス機能も搭載。ヘッドセットへの切り替え、LEDコントロール、Bluetoothペアリングなども可能。10バンドのパラメトリックイコライザーも利用できる。
ゲーミング文化をゲーム以外の領域にも
SteelSeriesの石井靖人ApSジャパンカントリーマネージャーは、SteelSeriesの信念として「世界中にいるゲーマーに向けて、革新的な製品を作っている」と説明。オーディオ製品としては、2016年にゲーミングヘッドフォンのARCTISシリーズを発売。2022年にはハイエンドゲーミングヘッドフォン「ARCTIS NOVA PRO」を発表、続いて昨年の東京ゲームショウで下位モデル「ARCTIS NOVA 7」、「NOVA 1」、「NOVA 3」を相次いで発表した。
今回のゲーミングスピーカー「ARENA」シリーズには、これらで培ったオーディオ技術も投入したとのこと。
大きな盛り上がりを見せているゲーミング市場だが、石井氏はSteelSeriesの今後の展開として、「1つのカルチャーへと成長したゲーム文化を、さらに発展させてシーンを盛り上げていきたい。具体的には、ゲームとは違う領域にも“ゲーミング”を広げていきたい。(今回の発表会は)ホットドックの美味しいBABY HOTDOG CAFEで開催したが、今後も、いろいろな場所で、様々な企画を考え、ファンやインフルエンサーを交えたオフラインイベントを開催していきたい」と展望を語った。
さらに石井氏は、1月26日から1月31日23時59分まで、Amazonにて指定製品が10% OFFになるクーポンコード「SSARENA」の配布もアナウンス。詳細は下写真のQRコードから飛べる専用ページを参照のこと。
