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RODE、USBでも使えて“音割れしない”コンデンサーマイク「NT1(第5世代)」

「NT1(第5世代)」シルバー

銀一は、RODE microphonesのXLR端子とUSB-C端子の両方を搭載したコンデンサーマイク「NT1(第5世代)」を3月23日に発売する。カラーはシルバーとブラックの2色。価格は46,200円。

従来のオーディオインターフェイスやミキサーへのアナログ接続に加え、USBで直接PCに接続することもできるコンデンサーマイク。1台のPCに最大8台まで接続でき、マルチトラック録音なども行なえる。Windowsの場合はRODEカスタムASIOドライバーのインストールが必要。

ブラック
端子部

ラージダイアフラムコンデンサーマイクとして世界初という32bit floatデジタル出力を搭載。“音割れしない”のが特徴とし、「ウィスパーボイスからスクリームまで、あるいは静かなギターの響きから力強いドラム音まで、ゲインの設定を心配することなく録音できる」としている。

また、超低ノイズ・ハイゲインのRevolution Preamp、192kHzまで対応したADコンバーターも搭載する。

回路設計による見直しにより、コンデンサーマイクとしては非常に低い4dBAのセルフノイズを実現。142dB SPLと高い最大入力音圧、さまざまな音源に対応する周波数特性を有し、「ボーカルやスピーチ、ギター、ドラム、ピアノまで、どんなレコーディングでも優れたパフォーマンスを発揮する」という。

内蔵DSPによるAPHEXオーディオプロセッシングにより、コンプレッサー、ハイパスフィルター、ノイズ除去をはじめとしたエフェクトに加え、APHEX Aural ExciterとBig Bottomも使用できる。アプリ「RODE Connect」「RODE Central」内のVoxLabエディターを使うことで、手軽に設定可能。各パラメーターごとの細かい調整もできる。

ポーラパターンはカーディオイド。外形寸法は5.2×18.9cm(直径×高さ)。重量は308g。ショックマウント、ポップフィルター、XLRケーブル、USBケーブルなどが付属する。

ショックマウント+ポップフィルター