ニュース

SHANLING、DACチップ強化した6.6gのポータブルUSB DAC

「UA1s」

MUSINは、SHANLINGのコンパクトなポータブルUSB DACアンプ「UA1s」を、3月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,000円前後。カラーはブラックとグリーン。

「UA1s」ブラック
「UA1s」グリーン

筐体素材に重量・強度・熱伝導率のバランスに優れるアルミニウムを採用し、重さ6.6gと軽量ながら、最大出力80mW@32Ωを実現した。再生周波数帯域は20Hz~50kHz(+0.5dB)。出力端子は3.5mmステレオミニ。

DACチップは、これまでのUA1シリーズで採用していたESS製「ES9218P」から、SHANLINGのオーディオプレーヤーで採用されている「ES9219C」にグレードアップ。SN比117dBを実現し、「高い解像度を誇るにじみのないサウンド」を楽しめる。

最大384kHz/32bitまでのPCM、DSD 256のネイティブ再生に対応。本体に備えたLEDインジケーターで、再生中のサンプリングレートを確認できる。高感度なイヤフォンを使用した際にも、極限までノイズを感じさせないクリーンな出力を追及したといい、THD+Nは0.0007%@32Ωを実現した。

独自開発のUSB FPGAボードを搭載。低レイテンシーで安定した動作を追求した。この新しいFPGA技術に継いで、フラッシュメモリ回路の採用と1.2Vのコア電圧を採用することで消費電力も低減。スマートフォンのパートナーとして使うことを想定し、従来のDACアンプに比べ、スマートフォンのバッテリー駆動時間向上を実現したという。

付属ケーブルはUSB Type-C to Type-Cで、USB Type-A変換アダプターが付属

ノイズ対策としてコットンシールドを施し、ノイズ混入の原因となる電波干渉から保護する。本体にはUSB Type-Cコネクタを備え、ケーブルの着脱、交換が可能。付属ケーブルは高純度銅線を使ったUSB Type-C to Type-C OTGケーブルで、USB Type-A変換アダプターも付属する。

Android用アプリ「Eddict Player」を使えば「ハードウェアボリューム調整」「ゲイン設定」「デジタルフィルター」などの変更もできる。外形寸法は40×16.5×10mm。

高純度銀導体を採用したUSBケーブルも発売

Neotech製24AWG高純度銀導体を採用したUSBケーブル「L3 USB-C/Lightning」も、3月24日に発売する。直販価格は各2,970円。

DAC/アンプの音質を効果的に損失無く向上させることができるというフレキシブルなUSBケーブル。Android向けのUSB Type-C to Type-Cモデル、iOS端末向けのUSB Type-C to Lightningモデルの2種類をラインナップする。

長さはどちらも115mm±15mm。重さはType-Cモデルが約4g、Lightningモデルが約4.5g。

「L3」USB-C
「L3」Lightning