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SHANLING、DACチップ強化した6.6gのポータブルUSB DAC
2023年3月20日 07:53
MUSINは、SHANLINGのコンパクトなポータブルUSB DACアンプ「UA1s」を、3月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,000円前後。カラーはブラックとグリーン。
筐体素材に重量・強度・熱伝導率のバランスに優れるアルミニウムを採用し、重さ6.6gと軽量ながら、最大出力80mW@32Ωを実現した。再生周波数帯域は20Hz~50kHz(+0.5dB)。出力端子は3.5mmステレオミニ。
DACチップは、これまでのUA1シリーズで採用していたESS製「ES9218P」から、SHANLINGのオーディオプレーヤーで採用されている「ES9219C」にグレードアップ。SN比117dBを実現し、「高い解像度を誇るにじみのないサウンド」を楽しめる。
最大384kHz/32bitまでのPCM、DSD 256のネイティブ再生に対応。本体に備えたLEDインジケーターで、再生中のサンプリングレートを確認できる。高感度なイヤフォンを使用した際にも、極限までノイズを感じさせないクリーンな出力を追及したといい、THD+Nは0.0007%@32Ωを実現した。
独自開発のUSB FPGAボードを搭載。低レイテンシーで安定した動作を追求した。この新しいFPGA技術に継いで、フラッシュメモリ回路の採用と1.2Vのコア電圧を採用することで消費電力も低減。スマートフォンのパートナーとして使うことを想定し、従来のDACアンプに比べ、スマートフォンのバッテリー駆動時間向上を実現したという。
ノイズ対策としてコットンシールドを施し、ノイズ混入の原因となる電波干渉から保護する。本体にはUSB Type-Cコネクタを備え、ケーブルの着脱、交換が可能。付属ケーブルは高純度銅線を使ったUSB Type-C to Type-C OTGケーブルで、USB Type-A変換アダプターも付属する。
Android用アプリ「Eddict Player」を使えば「ハードウェアボリューム調整」「ゲイン設定」「デジタルフィルター」などの変更もできる。外形寸法は40×16.5×10mm。