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AirPods進化、AirPods Pro(第2世代)を装着したまま会話「Adaptive Audio」

アップルは6日、WWDCにおいてAirPodsのアップデート予定を発表。AirPods Pro(第2世代)には、Adaptive Audio(適応型オーディオ)機能などを今秋に追加する。アクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能を動的に変化させるもので、ユーザーの好みのリスニング設定を学習し、外の状況に応じて自動で切り替えてくれる。

例えば、AirPods Pro(第2世代)を装着している時に、誰かに話しかけられ、会話がスタートすると、その会話を感知。背景のノイズを抑えながら、音楽などの音量を下げて、ユーザーの目の前にいる人の声を大きく聞き取れるようにして、AirPods Pro(第2世代)を耳から外さずに会話ができる。

さらに、自動切り替え機能もアップデート。AirPodsを様々なApple製デバイス間で切り替えるのがより簡単になる。様々なApple製デバイスとの接続するまでの時間が大幅に高速化し、より信頼性が高くなり、例えば「iPhone上のお気に入りのポッドキャストからMac上での仕事の電話への切り替えがよりシームレスになる」とのこと。

さらに、AirPods Pro(第1世代および第2世代)、AirPods(第3世代)、AirPods Maxには、新しいミュートとミュート解除機能を追加。ユーザーは、軸部分、またはAirPods Maxの場合はDigital Crownを押して、すばやく自分の音声をミュート、またはミュート解除できるため、マルチタスクも楽に行なえるという。