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JBL、サイドウッドの未発表コンポ。大型アクティブモニター「4329P」が人気

左から参考展示「MP350 Classic」「CD350 Classic」「SA550 Classic」、既発売の「SA750 Wal」

オーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2023」が東京国際フォーラムにて開幕。25日までの2日間開催で、入場は無料だが、事前登録が必要となっている。4階「G409」のハーマンインターナショナルのブースでは、JBLのClassic Componentsシリーズ・アンプ「SA550 Classic」、CDプレーヤー「CD350 Classic」、メディアプレーヤー「MP350 Classic」の3機種が参考展示された。

3つの参考出品コンポ

JBLブランド75周年を記念したプリメインアンプとして「SA750」(418,000円)という出力120Wのモデルが発売されているが、それと同様に、縦横2方向のツートーン・ヘアライン仕上げのフロントパネル、JBL創成期のエクスクラメーションマーク型パワーインジケーター、ウォールナット仕上げのサイドウッドを特徴としたコンポが3機種参考展示された。

いずれも発売日や価格は未定だが、今年の秋頃の登場が予定されている。

ウォールナット仕上げのサイドウッドが特徴

「SA550 Classic」はSA750のジュニアモデルという立ち位置のDACアンプ。90W×2のG級パワーアンプを内蔵している。価格は20万円台のイメージ。

SA550 Classic

MMフォノを含む4系統のアナログ入力、同軸デジタル、光デジタルのデジタル入力も1系統ずつ備える。

「CD350 Classic」は、SA600を彷彿させるビンテージデザインに高性能DACを搭載したシリーズ初のCDプレーヤー。CD再生の他に、USB-Aからのデジタルファイル再生にも対応。光デジタル、同軸デジタルの2種類のデジタル出力を備えている。価格は10万円台のイメージ。

CD350 Classic

「MP350 Classic」はビンテージクラシックデザインで薄型筐体に最新のデジタル技術を搭載したとするデジタルメディアプレーヤー。代表的なストリーミングサービスやRoon Readyに対応するほか、MQAデコードも可能。Airplay2、chromecastにも対応するという。こちらも価格は10万円台のイメージ。

MP350 Classic

また、実機は展示されていなかったが、アナログディスクのターンテーブル「TT350 Classic」というモデルもラインナップに登場予定。こちらも10万円程度のイメージだという。

アナログディスクのターンテーブル「TT350 Classic」も登場予定

大型アクティブスピーカー「4329P」に注目

4329P

ブースで注目を集めているのが、昨年発売した人気モデル「4305P」の上位機種として、5月末に登場したばかりの新アクティブスピーカー「4329P」。価格はペアで561,000円。USBスピーカーとしてPCと接続できるほか、Wi-Fi、Bluetoothで受信するワイヤレススピーカーとしても使用できる。

JBL Professionalスピーカー「LSR 7」シリーズにも採用されている25mm径高音域用コンプレッションドライバー「2409H」と、HDI(High Definition Imaging)ホーン、低音域用には強力な200mm径ウーファー「JW200P-4」を搭載するなど、4305Pよりも大型なユニットを搭載。

さらに、4305Pの2倍となる総合出力600Wのデジタルアンプも内蔵。ウーファー用に250W/ch、コンプレッションドライバー用に50W/chの出力を供給。DSP処理によって正確に制御されたデジタル・クロスオーバーが各ユニットをシームレスにブレンド。大きな会場でも、圧巻のサウンドを再生していた。

左がJBL L100 Classic MkII

6月30日に発売する、人気スピーカーL-Classicシリーズをブラッシュアップした「JBL L100 Classic MkII」、「JBL L82 Classic MkII」も登場。価格はL100 Classic MkIIが1本352,000円、L82 Classic MkIIがペアで374,000円。

伝統のウォールナット天然木仕上げや、3色のQuadrexフォーム・グリルなどのルックスは維持しながら、搭載するすべてのユニットとネットワークを一新。さらにバイワイヤリング対応端子を装備した、ハイグレードな仕様となっている。

L100 Classic MkIIの試聴が可能
L100 Classic MkII

他にも、7月7日発売のサウンドバー「BAR500」(直販価格71,500円)、モニタースピーカー4300シリーズ、パーティスピーカーシリーズなどの展示が行なわれている。

BAR500
BAR500
4312G
4300シリーズ
試聴エリアは2カ所用意
ARCAMの展示
マークレビンソンの展示
パーティースピーカーも