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JBL「L100/L82 Classic」のユニット一新、バイワイヤ対応“MkII”

ハーマンインターナショナルは、JBLの人気スピーカーL-Classicシリーズをブラッシュアップした「JBL L100 Classic MkII」、「JBL L82 Classic MkII」を6月30日に発売する。価格はL100 Classic MkIIが1本352,000円、L82 Classic MkIIがペアで374,000円。

JBL L100 Classic MkII
JBL L82 Classic MkII

1970年代に登場し人気を博したスピーカー「JBL L100 Century(1971-1978)」をモチーフとして開発。「L100 Classic」は2018年の発売以来、世界中で人気となり、「L82 Classic」、「L52 Classic」の姉妹モデルも誕生。

JBL75周年記念限定モデル「L100 Classic 75」、キャビネット全6面にブラックグロス・ペイント仕上げを施した「L-Classic Series Black Edition」というバリエーションモデルも派生している。

新機種L100 Classic MkII、L82 Classic MkIIは、特別仕様モデルのL100 Classic 75、L-Classic Series Black Editionに搭載された最新音響技術を投入したアップグレードモデル。

伝統のウォールナット天然木仕上げや、3色のQuadrexフォーム・グリルなどのルックスは維持しながら、搭載するすべてのユニットとネットワークを一新。さらにバイワイヤリング対応端子を装備した、ハイグレードな仕様となっている。

バイワイヤリング対応端子を装備

L100 Classic MkIIには、特別仕様モデルと同じデュアルダンパー設計を取り入れ歪みを低減した改良型ウーファーユニットと、製造プロセスからの見直しによってよりスムーズな周波数特性を獲得したというミッドレンジ、ツイーター、クロスオーバー素子のアップグレードを実現。

バイワイヤー接続/パッシブバイアンプ駆動に対応する金メッキ・バインディングポスト型デュアルターミナルを採用している。

L82 Classic MkIIも、改良型ウーファーユニットとツイーター、クロスオーバー素子のアップグレードと金メッキ・バインディングポスト型デュアルターミナルを採用した。

JBL L100 Classic MkII
JBL L82 Classic MkII

主な仕様

【JBL L100 Classic MkII】

  • スピーカー形式:300mm径 3ウェイブックシェルフ
  • 低域ユニット:300mm径ピュアパルプホワイトコーンウーファー(JW300SW-8)
  • 中域ユニット:125mm径ポリマーコーティングピュアパルプコーンミッドレンジ(JM125PC-8)
  • 高域ユニット:25mm径ピュアチタンドームツイーター(JT025Ti2-4)
  • 推奨アンプ出力:25~200W
  • 公称インピーダンス:4Ω
  • 出力音圧レベル(2.83V/1m):90dB
  • 周波数特性(-6dB):40Hz~40kHz
  • クロスオーバー周波数:450Hz、3.5kHz
  • 入力端子:金メッキデュアルバインディングポスト型
  • エンクロージャー形式:フロント・シングルポート・バスレフ方式
  • キャビネット仕上げ:四面ウォールナット天然木突板仕上げ
  • 外形寸法(W×D×H)mm:390×365×643(グリル含む)
  • 本体重量:28.6kg

【JBL L82Classic MkII】

  • スピーカー形式:200mm径 2ウェイブックシェルフ
  • 低域ユニット:200mm径ピュアパルプホワイトコーンウーファー(JW200PW2-6)
  • 中域ユニット:-
  • 高域ユニット:25mm径ピュアチタンドームツイーター(JT025Ti2-4)
  • 推奨アンプ出力:25~150W
  • 公称インピーダンス:8Ω
  • 出力音圧レベル(2.83V/1m):88dB
  • 周波数特性(-6dB):44Hz~40kHz
  • クロスオーバー周波数:1.7kHz
  • 入力端子:金メッキデュアルバインディングポスト型
  • エンクロージャー形式:フロント・シングルポート・バスレフ方式
  • キャビネット仕上げ:四面ウォールナット天然木突板仕上げ
  • 外形寸法(W×D×H)mm:280×315×473(グリル含む)
  • 本体重量:12.8kg(1本)