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デジタルフィギュアを「常時部屋に置ける」専用ディスプレイ

「Digital Figure Box」コンセプトモデル

Gateboxは、デジタルフィギュア専用ディスプレイ「Digital Figure Box」のコンセプトモデルを発表した。6月28日から東京ビッグサイトで開催されるコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京2023」ではプロトタイプも展示される。

デジタルフィギュアを飾るために開発された専用ディスプレイ。フィギュア箱のようなデザインで包み込むことで実在感を演出し、部屋に気軽に飾ることができる。

VTuberやメタバースの流行によって、キャラクターの3Dモデルが普及していくなか、3DCGモデルをデジタルフィギュアとして販売、観賞する文化が生まれつつあるというが、鑑賞する際はスマートフォンやXRデバイスで、その都度専用アプリを立ち上げる手間があり、「物理的なフィギュアのように常時部屋に置いて気軽に鑑賞する楽しみ方ができなかった」という。

2023年1月に試作機のデモ動画をTwitterに掲載したところ大きな反響があったため、商品化に向けて開発が進められた。

フィギュア箱のデザインを採用

最大の特徴は、フィギュア箱の中にデジタルフィギュアを表示するという新しい表現方法を採用したこと。これにより、デジタルフィギュアが箱の中にいるような実在感を演出しつつ、部屋のインテリアとして飾りたくなるように仕上げられた。

コンテンツ東京2023では、Gateboxの自社キャラクター「逢妻ヒカリ」のデジタルフィギュアをはじめ、総勢8点以上の作品が展示される。

キャラクターにあわせてパッケージをカスタマイズすることもできる