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立体音響スタジオの音をソニー「MV1」他のヘッドフォンで再現。測定サービス8月開始
2023年7月11日 14:33
メディア・インテグレーションは、ソニーのモニターヘッドフォン「MDR-MV1」などを、ユーザーに最適化する「360 Virtual Mixing Environment測定サービス」を8月から開始する。測定の申し込みは7月13日から可能。測定場所は都内のMILスタジオ。費用は1プロファイル測定68,000円(税別)、追加の測定1プロファイルにつき20,000円(税別)。
360 Virtual Mixing Environment(360VME)は、複数のスピーカーを設置した立体音響スタジオの音場を、独自の測定技術によりヘッドフォンで正確に再現するもの。立体音響制作に最適なスタジオの環境を、ヘッドフォンと360VMEソフトウェアで再現する事で、例えば自宅で立体音響コンテンツを制作する際も、自室でスタジオの音場を再現でき、それを聴きながら制作ができる。
これを実現するためには、360VME測定スタジオに、ユーザーが対応するヘッドフォンを持参。ユーザー自身がスタジオに座り、スタジオエンジニアが専用のマイクを耳穴付近に取り付けて測定。
その後、ユーザーのPC環境に360VMEソフトウェアをインストール。測定によって作成されたプロファイルを読み込み、360 WalkMix Creatorなどの制作ツールとオーディオ接続設定を行ない、測定スタジオの音場を再現できるという流れ。詳細は、以前の体験レポート記事を参照のこと。
現時点での対応ヘッドフォンはMDR-MV1、MDR-M1ST、MDR-Z1R、MDR-Z7M2。ヘッドフォンはユーザーが持参する。詳細はサービスのページを参照のこと。