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ソニー、「WF-1000XM5」“世界最高のノイキャン”ウラ話

ソニーは25日、商品やサービスに込めた開発者の想いや裏話などを掲載する「広報note」において、「”世界最高”のノイズキャンセリングのウラ話 ~ソニーとノイキャンの歴史~」を公開した。

完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM5」の発表と合わせて、同製品の世界最高のノイズキャンセリング(NC)性能の背景について、ソニーとNC技術の歴史の観点からも紹介している。

1980年代からソニーを含む各メーカーで、NC技術の検討が開始。ソニーの初期のノイズキャンセリング機能搭載ヘッドフォンは航空機客室用のもので、その後1995年に民生用のノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-NC10」「MDR-NC20」をソニーが世界で初めて発売した。

当時はヘッドフォンに搭載されたマイクで収音した外界のノイズを電気信号に変え、そのまま処理するアナログ回路を使っていたという。その後、小型化やワイヤレス化が進み、2016年の「MDR-1000X」から1000Xシリーズが誕生。その最新モデルとして、世界最高を謳うNC機能搭載の完全ワイヤレスイヤフォンWF-1000XM5が発表とされた。

同ページではそのほかにも、WF-1000XM5のNC性能を実現した3つの技術の組み合わせやその詳細、製品のこだわりなどが紹介されている。