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新ブランド「LETSHUOER」上陸。平面駆動ドライバのイヤフォンなど

S12 Silver

ナイコムは、中国の新興オーディオブランド「LETSHUOER」(レットシュオワー)の取り扱いを開始。第一弾製品として、平面駆動ドライバを搭載した有線イヤフォンなど、計3モデルを8月10日より発売する。価格は21,990円(「S12 Silver」)から。

平面駆動ドライバ採用の「S12 Silver」「S12 Pro」

「S12 Silver」「S12 Pro」は、独自開発の平面磁界駆動型ダイナミックドライバー(14.8mm)を採用したイヤフォン。価格はS12 Silverが21,990円、S12 Proが25,000円

S12 Pro

上位の“Pro”モデルは、S12のドライバーをブラッシュアップさせており、S12ユーザーからのフィードバックを元に、高音域にファインチューニングを実施。全体的な聴感をスムーズに仕上げている。

5軸CNC加工によって精緻に成形された、アルミニウム製筐体を使用。耳にぴったりとフィットするよう、人間工学に基づいて設計されており、滑らかな仕上がり、そして装着感と耐久性を両立したという。

外耳道内の負圧の蓄積を緩和し、聴覚を保護する効果を持たせたるために、両サイドには複数の通気孔を用意。独立したリア・アコースティック・チャンバー設計により、チャンネル・マッチングがより安定させているとする。また、フロントとリアの音響室の構造設計により、シャーシ内の圧力を効果的に排出。より自然なサウンドを実現した。

S12 Silverの付属ケーブルは、0.05mmの銅線をストランドあたり38本束ねた4芯銀メッキ単結晶銅で、合計152本の銅線で構成。イヤフォン端子は2pin(0.78mm)コネクタで、ケーブル端子は3.5mmステレオミニプラグ。

S12 Pro

上位S12 Proには、0.05mmの銅線をストランドあたり98本束ねた4芯銀メッキ単結晶銅ケーブルが付属し、合計392本の銅線で構成されている。イヤフォン端子は2pin(0.78mm)コネクタ。ケーブル端子は、交換可能な2.5mm/3.5mm/4.4mmプラグとなっている。

2機種ともに、日本オーディオ協会の定める基準をクリアした、「ハイレゾ認証マーク」を取得している。

ケーブル長は約1.25m。シリコンイヤーピース2種(S/M/L各1サイズ)、フォームイヤーピース(S/M/L各1サイズ)、合皮ケースなどが付属する。

7基“トライブリッドライバー”の「EJ07M」

「EJ07M」は、静電、バランスドアーマチュア、ダイナミックドライバーを組み合わせた有線イヤフォン。価格は103,000円。

EJ07M

独自チューニングのSonion EST静電ドライバー(65QB02)×4、Sonion BAミッドウーファードライバー×2、10mmナノカーボンダイナミックドライバー×1の計7基のドライバーを精緻なチューニングで絶妙に連携させたという。

歪みを低減させ、透き通るような高音を表現し、3ウェイクロスオーバーを通して作動。正確かつ迅速なレスポンスを要求されるスタジオやステージパフォーマンスに最適とのこと。

高純度OCC単結晶銅ケーブルを付属。編組構造を採用し、ケーブルノイズを低減させ、軽量化と柔軟性を実現させた。イヤフォン端子は2pin(0.78mm)コネクタで、ケーブル端子は3.5mmステレオミニプラグ。

ハウジングは航空用アルミニウム合金製。ユニークなフェースプレートデザインと、パウダーブラストによる滑らかな仕上げを特徴としている。

ケーブル長は約1.25m。シリコンイヤーピース2種(S/M/L各1サイズ)、フォームイヤーピース(S/M/L各1サイズ)、メタルキャリングケースなどが付属する。

装着イメージ