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LETSHUOER、低域性能限界に挑戦した8BAイヤフォン「Mystic 8」

LETSHUOER「Mystic 8」

ナイコムは、中国LETSHUOER(レットシュオワー)ブランドの新製品として、8BAドライバ搭載の有線イヤフォン「Mystic 8」と、DD×BA構成のハイブリッド型「Cadenza 12 SE」を3月21日より発売する。価格は、Mystic 8が173,000円、Cadenza 12 SEが318,000円。

LETSHUOER「Cadenza 12 SE」

Mystic 8

Sonion製とKnowles製のバランスドアーマチュア(BA)ドライバーを8基搭載したイヤフォン。2年にわたるチューニングを経て、ハイレベルな音色の密度とディテールを実現。「比類ない正確性と臨場感あふれるサウンドを提供」するという。

Mystic 8

ローパスフィルターモジュールを搭載し、バランスドアーマチュア型イヤフォンの低域性能限界に挑戦。音響管に内蔵された同モジュールは、多孔質素材とマイクロホールモジュールの組み合わせにより、物理的にローパスフィルター機能を実現。高周波を効果的に減衰させながら低周波信号を選択的に伝送することで、より豊かで深みのある低音を目指した。

精密な3ウェイクロスオーバー回路と、4ウェイ音響管構成を採用することで、サウンドの正確性、スムーズさ、一貫性を実現。ドライバー全体のバランスを最適化し、位相歪みを最小限に抑制している。

筐体は、高精度CNC加工によるチタン合金製。ブラック仕上げがチタンの高級感を際立たせつつ、プレミアムで洗練された印象を演出。さらに、チタン合金ならではの高い強度、耐腐食性、軽量性により、優れた耐久性と快適な装着感を実現。人間工学に基づいたデザインと、チタン合金の低歪み特性を組み合わせることで、クリアで没入感のあるリスニング体験を備えた。

Mystic 8

高品質な8芯単結晶銅銀メッキケーブル(約1.25m)を付属。各芯は20本の撚り線で構成されており、それぞれの太さは0.05mm。絶縁シールドにより歪みを効果的に低減し、信号伝送を最適化することで、ピュアな音質とスムーズな周波数特性を実現。また、ケーブル内部には200Dケブラー繊維を使用し、優れた引張強度と柔軟性、高い耐久性を持たせた。

ケーブルの入力プラグは4.4mmバランスで、イヤフォン側は0.78mm 2ピンプラグ。シリコンイヤーピース3種(S/M/L 各3ペア)のほか、キャリーケース、Phantom cat 指輪、ネックレスなども付属する。

付属品

Cadenza 12 SE

ダイナミックドライバ1基と、バランスドアーマチュアドライバ11基を組み合わせた、ハイブリッド構成の有線イヤフォン。

Cadenza 12 SE

さらなる高音質化を求め、新しい10mmケブラー繊維製振動板ダイナミック型ドライバを採用。さらに、低中域と超高域向けにSonion製BA、高域向けにKnowles製BAドライバを使用することで、より高次元な音の解像度と明瞭さを目指した。

筐体は、数千の耳型のデータと人間工学を用い、オリジナルな外見と快適性を両立できるように設計。防錆性に優れ高強度で軽量なチタニウム金属を、高精度5軸CNCプロセスで加工することで、吸音率が低く、不要な振動を抑え、音の輪郭を明瞭にしている。職人の手作業による鏡面仕上げ加工も施している。

Cadenza 12 SE

6ウェイ電子クロスオーバーにより、異なるサウンドスタイルの切り替えを実現、サウンドの正確さと透明度を高めながら、各ドライバーを相互に調和。優れたバランスを可能にしている。

手作業で作られた5つの音導管は、「ドライバーの連続的でクリーンなサウンド出力を確保し、複数のドライバー間の音の重なりや干渉を低減」させるという。

純度6N、合計204本の単結晶銅線と単結晶銀線をしっかり撚り合わせ、美しさと軽さを保ちながら音の性能を高めたケーブルを付属。ケーブル長は約1.2m。入力プラグは3.5mm アンバランス、2.5mm バランス、4.4mm バランスが切り替え可能。イヤフォン側は0.78mm 2ピンプラグ。

付属品