ニュース

Q Acoustics、ペア約16万円、ユニット新設計のブックシェルフスピーカー

Q Acousticsの新ブックシェルフスピーカー「5020」(ホルム・オーク)

イースタンサウンドファクトリーは、Q Acousticsの新しい「5000」シリーズより、バスレフ型パッシブ2ウェイのブックシェルフスピーカー「5020」を、9月1日に発売する。価格はペアで160,600円。仕上げはサテン・ブラック、サントス・ローズウッド、サテン・ホワイト、ホルム・オークを用意する。なおサテン・ホワイトとホルム・オークは受注生産。

新たなユニット設計と同社のConceptシリーズで使われているP2Pブレージングを施したキャビネットを採用した「内部・外観ともに妥協のないスピーカー」だという。

新設計の中・低域ユニットによりパワーハンドリングが向上。同ユニットにC3(コンティニュアス・カーブド・コーン)を使用することで、ツイーターとのスームズな調和と優れた低音再生を可能にした。ユニット口径は125mm。

このC3は、伝統的なストレート・コーニック・コーンが持つ低域再生性能の利点と、フレアード・コーンが持つ高域/中域周波数のコントロールを組み合わせることが可能とのこと。重低音のダイナミクスも向上し、タイトなベースサウンドにより、スピーカーを壁際に設置する際の柔軟性も増している。

高域ユニットには、Conceptシリーズから着想を得たハウジングを採用。密閉された高域ユニットはフロントバッフル部から隔離され、キャビネット内部の圧力や中・低域ユニットからの共振から遮断されている。ユニット口径は25mm。

キャビネットには、Q Acoustics独自のP2P(Point-2-Point)ブレージングを施すことで高い剛性を確保し、ステレオイメージの集点を改善。バッフル部にはダークアクリルを使うことで、洗練されたデザインに仕上げている。

再生周波数帯域は53Hz~30kHz(-6dB)、インピーダンスは6Ω、感度は87.9dB(2.83V@1kHz)、クロスオーバー周波数は2.5kHz、推奨パワーアンプ出力は25~100W。

外形寸法は180×293×284mm(幅×奥行き×高さ)、重さは7kg/1台。

サテン・ブラック
サントス・ローズウッド
サテン・ホワイト
ホルム・オーク