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Q Acoustics、ハイレゾ対応のBluetoothアクティブスピーカー
2022年7月1日 16:42
イースタンサウンドファクトリーは、Q AcousticsのBluetooth対応アクティブスピーカー「M20」を直販サイト限定で発売した。価格は95,700円/ペアで、7月下旬発送の見込み。本体仕上げはホワイト、ブラック、ウォールナット。
Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptXのほか、ハイレゾクオリティのオーディオをワイヤレスストリーミングできるaptX HD、低遅延なaptX Low Latencyをサポート。SpotifyやApple Music、Amazon Music、Deezer(日本未サービス)といった人気の音楽ストリーミングサービスから、お気に入りの楽曲を簡単にストリーミング再生できる。
RCA、3.5mmステレオミニの入力も備え、多様なオーディオコンポーネントとの有線接続も可能。デジタル入力はUSB、光デジタルを用意し、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源もサポートする。アクティブサブウーファー接続用のサブウーファー出力も搭載している。
搭載ドライバーは22mm径ツイーターと125mm径ウーファーの2ウェイ。「音楽鑑賞、テレビ・映画鑑賞、ゲーミングなどに最適な再生をするように設計されている」といい、低歪みで原音に忠実な、臨場感あるステレオサウンドを実現したという。
ツイーターはオーディオに悪影響を与える内部振動を最小限にするためデカップリング(エンクロージャーからの切り離し)が施されており、125mm径ウーファーと背面バスレフポートが「卓越したバランスとドライブ感を持つサウンドを提供」する。再生周波数帯域は55Hz~22kHz、パワーアンプ出力は65W×2。
キャビネットにはQ AcousticsのフラッグシップモデルであるConcept 500でも採用された独自のP2P(Point to Point)ブレーシングを採用して、エンクロージャーの剛性が必要な部分をサポートする。その結果、極めて剛性の高いキャビネットが実現し、内部定在波を排除してステレオイメージの焦点を改善。「音場にこれまで以上の正確さを与えている」という。
また湾曲したグリルは、ツイーターの振動を分散させ、不要な反射を最小限に抑えるように設計されている。
アクティブスピーカーのチャンネルを任意に指定できるほか、各スピーカーがコーナー・壁際・フリースペースのどこに設置されているかをシステムに認識させるEQスイッチを搭載。デジタルサウンド処理により、オーディオパフォーマンスを最適化できる。別売りでスタンド、ウォールブラケットも用意。
外形寸法は170×296×279mm(幅×奥行き×高さ)、重さはアクティブ側が5.5kg、パッシブ側が5.1kg。リモコンと電源ケーブル、左右スピーカー接続用のスピーカーケーブルが付属する。