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JBLの新ワイヤレスSP「AUTHENTICS」、耳をふさがないイヤフォン、Harman Kardonも

左からJBL AUTHENTICS 300、200

ハーマンインターナショナルは、今秋以降に発売予定の新製品を紹介するメディア向けイベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2023」を開催。JBLブランドの新ワイヤレススピーカー「AUTHENTICS」シリーズや、人気の最上位TWS「TOUR PRO 2」の新色「聴色(ゆるしいろ)」、Harman Kardonブランドのワイヤレススピーカーなどが参考出品された。

JBL AUTHENTICS 200/300

Hi-Fi向けの人気スピーカー「L-Classic」シリーズの雰囲気も感じる、クラシカルかつアイコニックなデザインが特徴のワイヤレススピーカー「AUTHENTICS 200/300」。上質なゴールドがアクセントカラーになっている。

上位モデル「AUTHENTICS 300」は66,000円前後、「AUTHENTICS 200」は49,500円前後の見込みで、どちらも11月に発売予定。

AUTHENTICS 300
AUTHENTICS 300
AUTHENTICS 200

Bluetoothに対応するほか、Wi-Fiもサポート。安定した接続と上質なサウンドが楽しめるという。3ウェイ構成で、パワフルなサウンドが特徴。Dolby Atmosにも対応予定。大容量バッテリーを搭載し、最大約24時間の再生ができる。

ボイスアシスタント機能を備えているが、「アレクサ」と「Googleアシスタント」のどちらも使えるのが特徴。「OK Google」と呼びかけたあと、「アレクサ」と呼びかけても、声で操作ができる。

Bluetooth対応ターンテーブル「SPINNER BT」

ベルトドライブ駆動のアナログターンテーブル。Bluetooth送信が可能で、Bluetoothスピーカーからレコードの音を出力できる。

前述のJBL AUTHENTICS 200/300とマッチするデザイン、カラーになっており、価格は未定だが、「AUTHENTICS 200とSPINNER BTを購入して、合計10万円ほどでワイヤレスのアナログ再生環境が構築できるイメージ」だという。

SPINNER BT
SPINNER BT

JBL初の耳をふさがないイヤフォン「SOUNDGEARSENS」

JBL SOUNDGEARSENS

JBL初の耳をふさがないイヤフォンとして10月発売予定なのが「SOUNDGEARSENS」。価格は22,000円前後の見込み。

JBL SOUNDGEARSENSの装着イメージ

オープンスタイルながら、音漏れを抑えるという「OpenSoundテクノロジー」を搭載。最大24時間再生が可能なロングバッテリーや、2台のデバイスに同時接続可能なマルチポイント対応も特徴。合計4つの通話用マイクでクリアな音声通話もできる。

ワイヤーのようなパーツが付属しており、耳掛け部分の先端をこのパーツに差し込む事で、ネックバンドイヤフォンとしても使用可能。運動しながらなど、落下が気になる時に、それを防ぐ事ができる。

付属パーツで、ネックバンド型にもなる

最上位TWS「TOUR PRO 2」の新色

最上位TWS「TOUR PRO 2」に、新色の「聴色(ゆるしいろ)」が10月下旬に追加予定。価格は33,000円前後の見込み。

日本限定のカラーで、桜を思わせる淡い色合いとなっている。充電ケースにタッチディスプレイを備え、ケースから音量調整やノイズキャンセルの調整など、様々な操作ができる。

「TOUR PRO 2」の新色「聴色(ゆるしいろ)」

リアルタイム補正付きヘッドフォン「JBL LIVE 770NC」

「LIVE 770NC」は、アクティブノイズキャンセリング搭載のアラウンドイヤーヘッドフォン。10月発売予定で、価格は22,000円前後の見込み。4色のカラー展開を予定している。

リアルタイム補正機能付きのアクティブノイズキャンセルを搭載。40mm径のドライバーを搭載している。

筐体は異素材を組み合わせたスタイリッシュなデザインで、肌触りにもこだわり、装着感を高めている。

「JBL LIVE 770NC」

マイク付きの「PARTYBOX ENCORE」

PARTYBOX ENCORE

既発売の「JBL Partybox Encore Essential」と同様に、パワフルな100W出力が可能なアクティブ・パーティースピーカーであり、新たにマイクもセットになっているのが9月25日に発売予定の「PARTYBOX ENCORE」。価格は49,500円前後の見込み。

単一指向性のデジタル・ワイヤレスマイクが同梱されており、歌うこともできる。

デジタル・ワイヤレスマイクが同梱されている

片手で持ち運ひやすいポータブルデザインで、ライティングは専用アプリでカスタマイズ可能。最大約10時間再生のバッテリーを搭載。防滴性能も備えている。

さらに、ワイヤレスでスピーカーを増設できる「TWS」モードも用意する。

会場では、パーティースピーカーの大型モデルとしてクラウドファンディング中の「PartyBox 710」も展示された。GREEN FUNDINGで実施しており、支援期間は9月30日23時59分まで。

PartyBox 710

Harman Kardonの新製品も

Harman Kardonからも久々に、ワイヤレススピーカーが登場予定。いずれも年内には発売予定だという。

「GO+ PLAY 3」は、持ち手を備えたポータブルBluetoothスピーカー。「LUNA」は、片手で簡単につかんで持ち運べるコンパクトなBluetoothスピーカー。

Harman Kardon GO+ PLAY 3
Harman Kardon LUNA

「Aura Studio 4」は、縦長のサテライトスピーカーと、半透明なサブウーファーで構成するアクティブスピーカー。その新色として、ブラックが今後発売予定

エレガントなデザインと、360度に広がるサウンドが特徴の「Aura Studio 3」の新モデルとして、「Aura Studio 4」も今後登場予定。

Aura Studio 4ブラック
Aura Studio 4
既発売のワイヤレススピーカーや、プロ向けのスピーカーなども展示された
会場にはJBLプレミアムサウンドシステムを搭載したトヨタの新型アルファードや、マークレビンソンのサウンドシステムを搭載したLEXUS RZも展示された