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レトロで「アレクサ、OK Google」どっちも使えるスピーカー「JBL Authentics」

JBL Authentics 500

JBLはドイツ時間の30日、コンシューマーエレクトロニクスイベント「IFA2023」に合わせて、レトロデザインながら、AmazonのアレクサとGoogleアシスタントがどちらも使えるなど、豊富な機能を備えたワイヤレススピーカーシリーズ「JBL Authentics」を発表した。

ラインナップは、シリーズで唯一Dolby Atmos空間オーディオに対応する上位機「Authentics 500」が629.99ユーロ、バッテリー駆動も可能な「Authentics 300」が429.99ユーロ、コンパクトな「Authentics 200」が329.99ユーロ。いずれも現地では9月15日発売となるが、日本での展開は未定。

JBL Authentics 500

1970年代の伝説的なJBL「L100」スピーカーからインスピレーションを得たデザインを採用。アルミニウムフレーム、カスタム合成皮革で包まれたエンクロージャー、Quadrexグリルなどを備えている。

Authentics 500は、3基の1インチツイーターと、3基の2.75インチミッドレンジウーファーを搭載。6.5インチのダウンファイアリング・サブウーファーも内蔵する。Dolby Atmos空間オーディオにも対応する。

Authentics 300は、8時間使用できるバッテリーを内蔵したポータブルタイプ。「独特の高音と深みのある低音を実現し、キッチンから庭、屋外パーティーまで、どこでも卓越したオーディオパフォーマンスが楽しめる」という。

JBL Authentics 300
JBL Authentics 300

Authentics 200は、1組のツイーターと、フルレンジの5インチウーファー、ダウンファイアリング方式の6インチパッシブラジエーターを搭載する。

JBL Authentics 200
JBL Authentics 200

アレクサとGoogleアシスタントが同時に使え、「Hey Google」または「アレクサ」と呼びかけて、それぞれの異なる機能や、様々なアクティビティを活用できるとする。

ワイヤレススピーカーとしては、Wi-Fi接続が可能で、AirPlay、Alexaマルチルームミュージック、Spotify Connect、Chromecast built-inに対応。スマホと連携して通話もできる。

再生する音を、部屋に最適化する自動セルフチューニング機能も備えている。「JBL One」アプリを使い、セットアップや、音楽配信サービスの利用、EQ設定などができる。