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工場の騒音対策用パネルを使った防音ブース。工具不要で組み立て

防音パネルメーカーの岐阜プラスチック工業は、同社の高性能次世代型吸音パネル「テクセルSAINT」を使った家庭用防音ブース「GAME BOX」を、9月19日より応援購入サイトのMakuakeで発売する。サイズの異なるロータイプとハイタイプ、テーブル上に設置できるデスクトップタイプの3種類を用意。一般販売時の価格は11万円(デスクトップタイプ)だが、Makuakeでは30% OFFの超早割で77,000円から。製品は2024年2月末までに配送予定。

ロータイプの一般販売価格は280,000円で、Makuakeの超早割では196,000円。ハイタイプは通常560,000円で、Makuakeの超早割では392,000円。

創業70周年を迎えるプラスチックの総合メーカー「リスのプラスチックグループ」のグループ企業で、主に工場の騒音対策事業を展開。同事業スタートから約6年間で4,000例以上の実績があるといい、以前から家庭用防音ブースを求める声が多かったため、同社の技術と経験を活かし、ゲーム用の本格防音ブースを開発。Makuakeで先行発売する。

ハニカム構造の吸音パネル「テクセルSAINT」

ハニカム構造の吸音パネルで、吸音性と軽量、強度を兼ね備えた「テクセルSAINT」を採用。男性の声のような中音域以上を吸音するため、実況・配信時の声の音漏れを軽減し、ブース外からの雑音も吸音する。防音性能は最大17dB。オプションとして専用床も用意しており、これを組み合わせると、階下への騒音低減効果も期待できるという。

いずれのタイプも本体は軽量で、専用工具は不要。業者不要で組み立てから設置、移動ができる。

ロータイプ

ロータイプは一人用のジャストサイズで、省スペースの使用におすすめという。外寸は1,585×1,075×1,610mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約41kg。専用床ロータイプは1,526×1,013mm(幅×奥行き)。組み立て時間は約30分。

ワイドタイプ

ワイドタイプは、31型モニターを2台並べられるという大型モデル。外寸は2,025×2,025×1,984mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約66kg。専用床ワイドタイプは1,963×1,963mm(幅×奥行き)。組み立て時間は約40分で、2名以上での作業を推奨している。

ロータイプは1箇所、ワイドタイプは2箇所の換気扇を天井に用意。側面には配線孔も備える。ワイドタイプにのみ電源タップ×2が付属。

デスクトップタイプ

デスクトップタイプは、設置スペーズに悩まず気軽に設置できるというモデル。外寸は1,209×936×752(幅×奥行き×高さ)、重さは約10kg。組み立て時間は約5分。側面には配線孔を備える。

同社は、9月21日から24日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2023」のゲーミングライフスタイルコーナーに出展する。ブース番号は「02-C05」。