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ボーズ、次世代フラッグシップヘッドフォン「QuietComfort Ultra Headphones」
2023年10月5日 11:59
ボーズは、次世代QuietComfortシリーズとして、ヘッドフォンの「QuietComfort Ultra Headphones」、「QuietComfort Headphones」を19日に発売する。予約受付は既に開始している。価格は、QuietComfort Ultra Headphonesが59,400円、QuietComfort Headphonesが46,200円。
カラーはQuietComfort Ultra Headphonesがブラックとホワイトスモークの2色。QuietComfort Headphonesはブラックとホワイトスモーク、または限定色のサイプレスグリーン、ムーンストーンブルーから選べる。
QuietComfort Ultra Headphones
QuietComfort Ultra Headphonesには「Boseイマーシブオーディオ」を搭載。「広いサウンドステージを作り出して、サウンドに多次元的で重層的な深みをもたらし、オーディオプラットフォームやデバイスに関係なく、誰もが空間オーディオを楽しむことができる」というもので、「まるでコンサートの特等席にいるような、これまでにないサウンド体験をもたらす」とのこと。
QuietComfort Ultra Headphonesに搭載したヘッドトラッキングセンサーと、新開発のボーズ独自のデジタル信号処理ソフトウェアで実現されている。
Boseイマーシブオーディオのリスニングモードには「静止」と「移動」の2モードを用意。「静止」モードは頭の動きに合わせて、音像が追従する為、座ったり立ち止まっている状況に適している。「移動」モードでは、頭の向きにかかわらず、空間オーディオを再現。「歩く先にはいつも音楽が流れているような感覚で、移動中でも没入感に浸りたいときに適している」とのこと。
QuietComfort Ultra Headphonesは、「Noise Cancelling Headphones 700」に代わる次世代のフラッグシップヘッドフォン。前述のBoseイマーシブオーディオに加え、「世界最高クラス」というノイズキャンセリングも搭載。
CustomTuneサウンドキャリブレーションも備え、Boseイマーシブオーディオと組み合わせる事で、「耳に合わせて最適化された、包み込まれるようなサウンドを提供する」とのこと。
Snapdragon Soundにも対応。ロスレスや低遅延機能などを実現するQualcomm aptX Adaptiveコーデックに対応。Androidデバイスと簡単にペアリングできるGoogle Fast PairやBluetooth 5.3にも対応する。
再設計したシステムには、独自の信号処理や高性能なチップセット、進化したマイクを搭載。ノイズキャンセリング性能やCustomTuneテクノロジーを高めているほか、ActiveSenseによるアウェアモード、音声ピックアップ性能も向上。周囲の雑音と声を区別するビームフォームアレイを活用し、クリアな通話を実現。
高精度の音声アシスタント機能(VPA)により、プレイリストやテキスト、地図アプリなどのナビゲーション機能をシームレスに利用できるという。
モダンで高級感のあるデザインを採用しており、継ぎ目やパーツの分割を最小限に抑え、全体的にスマートな外観を実現。コンパクトなケースに平らに折りたたんで収納できる。
右ハウジングには電源/Bluetoothペアリング用ボタン、音量調節とショートカットアクセス用のタッチセンサー、リスニングモード、通話の応答/終了、コンテンツ再生操作を切り替えられるマルチファンクションボタンを搭載。
左にはLEDインジケーターと2.5mmジャック、USB-C充電ポートを装備。バッテリー持続時間は、Boseイマーシブオーディオをオフにした場合は最大24時間、オンでは最大18時間。
Bose QuietComfort Headphones
QuietComfort 45 Headphonesの後継モデル。ノイズキャンセリングを搭載し、ノイズキャンセリングレベルの調節や、カスタムモードの設定が可能。
ワイヤレスリスニングではマルチポイントBluetooth 5.1に対応、USB-Cケーブルを使用した1回の充電で、最大24時間のバッテリー持続時間を実現。有線接続や通話用として、マイク付きオーディオケーブルも付属する。Spotify Tapにも対応しており、ボタンを押すだけで再生可能。
QuietComfort Ultra HeadphonesとQuietComfort Headphonesはどちらも、Bose SimpleSyncテクノロジーに対応。QuietComfortノイズキャンセリングヘッドフォンと一部のスマートサウンドバー & スピーカーをペアリングすることで、ユーザーだけのリスニング空間を作り出せるという。
本体側の音量調節により、Bluetoothヘッドフォンで迫力のサウンドを聞きながら、サウンドバーの音量だけを小さくしたり、ミュートに変更することも可能。
モバイルデバイス内蔵の音声アシスタントも利用でき、Bose Musicアプリではショートカットの設定やリスニングモード、調節可能なイコライザーなどの追加機能を利用できる。