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Aladdin X、最大120型投影の超短焦点プロジェクター。スイカゲームは300万DL超
2023年10月30日 17:40
Aladdin Xは、壁から24cmの距離で100型の大画面で投影できる超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」を、Amazon、楽天などオンラインで10月30日に発売した。価格は14万9,800円。10月31日より店頭販売も行なわれる。製品名のMarca(マルカ)の由来は、Magic(魔法)とArca(方舟)を組み合わせ、魔法の方舟という意味を持たせたとのこと。
popIn Aladdinから新会社Aladdin Xとなってから初の新製品。スタイリッシュなデザインとナチュラルな表面素材でどんなインテリアにも自然に溶け込むとする短焦点プロジェクター。従来のシーリングライト一体型の「Aladdin X(旧popIn Aladdin)」シリーズが、部屋の照明の形状などが合わなくて設置できなかったという人にも、Aladdinがプロジェクター製品に対して追求している「存在感のなさ」「大画面」「豊かな空間」を体験してほしいという想いから開発に至ったという。
光源はレーザー(1色)とLEDを組み合わせたデュアルライトテクノロジーを採用。投影解像度はフルHDとなっている。推奨投影サイズは80型〜120型で、投影距離は15cmで80型、24cmで100型、33cmで120型となっている。輝度は1,000ANSIルーメン。方式はDLP。
オートフォーカス対応で、投影画面の歪みを自動的に補正する「自動台形補正機能」も搭載。色つきの壁に投影した際にも、白い壁に投影したときの色合いに近づける「壁色自動調整機能」や、多少の凹凸があっても綺麗に投影できるという「凹凸自動補正機能」なども備えている。
映像モードとして、シネマ、ゲーム、プレゼンテーション、スポーツ、カスタマイズの5モードを搭載。これとは別にさらに色味と輝度を調整するカラーモードもカラフル、シネマ、ブライト、カスタマイズの4項目用意している。なお、映像モードのゲームでは、HDMIからの信号を低遅延化、フレーム間補正する処理も行なわれるとのこと。
Harman Kardon製のスピーカーを内蔵。出力8Wの中高音スピーカー×2基、15Wの低音スピーカー×1基の2.1ch構成で、実用最大出力は31W。Dolby Digital Plus、DTS-HD、DTS Studio Soundをサポートする。
サウンドモードもミュージック、シネマ、カラオケ、スポーツの4項目を用意するほか、サウンドエフェクトメニューにて、オリジナルサウンドとDTS Virtual:Xの選択も行なえる。
HDMI入力×2系統を搭載し、うち1系統はeARCに対応。そのほか、光デジタル出力、USB×2系統、3.5mmオーディオ出力、LAN端子を備える。Bluetooth、Wi-Fiも備え、別売のテレビチューナー「Xit AirBox」と接続してテレビ視聴も楽しめる。
Aladdin X独自のAladdin OSを搭載。数字が動き出すデジタル時計や、大きなアナログ時計を写し出す「壁時計」や、時間や季節に合わせて風景を演出する「美風景」などのほか、同じ種類のフルーツを組み合わせて大きなフルーツに進化させていくパズルゲーム「スイカゲーム」などが楽しめる。
なお、スイカゲームはNintendo Switch版のダウンロード数が300万を突破。配信からはすでに1年9カ月を迎えており、流行前の638日間は2,351DLだったのが、流行後の52日間で3,022,196DLを達成。Aladdin X マーケティング担当の岡本岳洋氏は、とくに100万DLから200万DLまでは12日間、さらに200万DLから300万DLまでは11日間で達成するなど、データを確認して改めてすさまじい勢いで流行っていることを実感したと述べた。
外形寸法は472×263×119mm。重量は5.31kg。電源ケーブル、電源アダプタ、リモコンなどが付属する。
発表会には、タレント・女優の足立梨花さんがゲストで登場。Aladdin Xユーザーで、自宅に導入した際には、薄ぼんやりと映るようなイメージを持っていたプロジェクターが「こんなにハッキリ綺麗に映るのか」と驚いたという。Aladdin Marcaについては、目の前にあるデバイスから大きな映像が映し出されている様を見て、持ち帰りたいと思ったと述べた。また、今月誕生日を迎えた足立さんにサプライズの誕生日ケーキもプレゼントされた。
