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バッテリー内蔵でバランス出力できるポータブルCDプレーヤー

「EC Mini」

MUSINは、SHANLINGより、バッテリーを内蔵し、4.4mmバランス出力を備えたポータブルCDプレーヤー「EC Mini」を、12月6日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は54,450円前後。本体カラーはブラックとシルバーを用意する。

A5サイズ程度のコンパクトなボディに6,800mAhのバッテリーを内蔵。フルバランス回路も備えており「場所やシーンを選ばずとも高品位なCD再生と、ハイレベルのサウンドを体感できる」というポータブルCDプレーヤー。VEHICLE MODE(車載モード)と高い制振性能を備え、カーオーディオのソースとしても使用できる。

本体カラーはブラックとシルバーを用意

Philips製CDドライブとSanyo製HD860レーザーを搭載したスロットイン式CDドライブを搭載し、MQA-CDの再生にも対応。音飛びを防ぐハードウェアによる振動抑制と、電子制御による防振システムも採用している。対応ディスクサイズは12cmのみで、CD再生時は水平に置いた状態で使用するよう案内されている。

同ブランドがこれまで数多く採用しているESS製ES9219MQとRT6863オペアンプを、どちらもデュアルで採用したフルバランス回路設計。KDS製水晶発振器やELNA製SILMICコンデンサ、パナソニック製タンタルコンデンサなどのハイグレードパーツも投入している。ローカルファイル再生時は最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 256に対応。

ローカルファイル再生に対応したmicroSDカードスロットも備えるため、単体でオーディオプレーヤーとして使うこともできる。最大2TBまでのmicroSDカードを利用可能。LTA8092を使ったPre-Out機能も備えており、ホームオーディオシステムのCDプレーヤーとしても使用できる。

出力はRCAプリアウトのほか、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを搭載。2段階のゲイン機能も備え、バランス出力時の最大出力は248mW@32Ω。USB-Cポートも備えており、CDの音源やローカルファイルをUSB経由でデジタルトランスポートできるほか、PC・スマートフォンのDACアンプとして使うこともできる。

本体背面

送受信に対応したBluetooth機能も搭載。CD音源やローカルファイル音源をBluetoothヘッドフォン/イヤフォンで楽しめるほか、Bluetoothレシーバーとして運用する事もできる。対応コーデックは受信(レシーバー)時がSBC、AAC、LDAC、送信時がSBC、AAC、aptX、LDAC。

本体前面にはハードウェアボタンも装備

SHANLINGの小型デバイスの多くに採用されているIngenicプラットフォームを採用。本体には2.33インチのタッチスクリーンを搭載し、独自開発のMTouchシステムにより、小型なタッチスクリーンひとつで、すべての機能と各種設定へアクセスできる。再生/停止や楽曲操作、ボリューム調整、CD再生モードボタンといったハードウェアボタンも備える。

専用アプリ「Eddict Player」をインストールしたスマートフォンと、「SyncLink機能」でペアリングすることでリモートコントロールが可能。EC Miniの各種設定や、microSDカードに保存した音楽ライブラリに、スマホからアクセスできるほか、CD再生時の再生/停止、曲送り/曲戻しができる。

連続再生時間は、CD再生時で最大7.5時間、microSDカードのローカル再生時は最大25時間。外形寸法は155×190×35mm、重さは約1.2kg。USB-A to Type-Cケーブルやゴム足×4などが付属する。